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「広島脳波判読ウェブセミナー」が開催されました!

開催日時

2021年4月~12月(計15回開催)

 

開催場所

広島大学病院 脳神経内科(WEB開催)

 

主催

広島脳波判読ウェブセミナー

代表:音成 秀一郎 先生(広島大学病院 脳神経内科)

 

参加者

合計:515名(医学生:2名,初期研修医:29名,専攻医:211名,その他医師:224名,その他職種:49名)  

 

実施内容

脳波検査はルーチン検査ではありますが,その判読には専門的な知識が必要です。一方,COVID-19感染拡大も伴い,若手医師が脳波教育を受ける機会が著しく制限されました。

本事業は,広島県内に限らず,全国多数の施設から参加を募り(515名の参加登録),ウェブにて脳波セミナーを定期開催しました。

ZOOMを用いて,脳波の実際の判読手順を紹介しながら,脳波レポートの作成方法,さらには臨床的な解釈について概説しました。

初めて脳波を学ぶ初学者から,中堅医師までを対象とした脳波コンテンツで,主に外来脳波を中心に紹介しましたが,意識障害の脳波など救急診療に関わる脳波も対象としました。

回を重ねるたびの試行錯誤ではありましたが,様々な参加者のニーズに応えられるよう実施しました。

  

主催者からの声

2021年度は,計15回のウェブセミナーを行いました。

各回では,約60-100名の参加者でした(もっとも多い回では150名以上でした)。

参加登録者は,自由に毎回参加することができます。のべ1000名以上の先生方にご参加いただけたと思います。

診療科や医療施設の垣根を超えて,一人でも多くの若手医師に教育の場を提供すること,さらには医療現場教育の今後のモデルとしての発展性と継続性を,広島地区から全国に発信することをミッションに,今後も続けていきたいと考えています。

 

参加者の声

  • 根っからの初心者でしたがこの一年間で苦手意識がだいぶなくなりました。ありがとうございました。
  • 来年度ももう一度一からという気持ちで勉強させていただきます!
  • 今年度最後の急性意識障害に対する脳波のレクチャーシリーズ3回は非専門医にとっても分かりやすく,非常に有意義でした。
  • 臨床に活かせるカンファレンスをいつもありがとうございます。学会とは違い身近な症例を詳細に解説して下さり本当に勉強になり,脳波が好きになりました。今後も楽しみにしております!
  • zoomにて実施いただいているので,今年度のように、(ページの送り方、みるポイントなど)実際のデジタル脳波を読む実演が多いととても理解が進むように感じます。
  • CCEEGからの参加ですがとても勉強になりました。
  • ラスト3回から受講開始しましたが,丁寧な解説でとても勉強になります。可能なら小児例もあるとうれしいです。今後もよろしくお願いいたします
  • なぜこの波形は突発波と考えられるのか,なぜこの波形はてんかん性の意義に乏しいと考えられるのか,という点が丁寧に解説されていて勉強になりました。また来年度も参加させて頂きたいと思います
  • いつもありがとうございます。意識障害,救急領域の脳波を多く学べたら嬉しいです。来年度もよろしくお願いします。
  • 基本的な事を繰り返し強調して下さるので分かったような気になります。まだまだ実践レベルには程遠いですが,今後も勉強させて頂きたいと思います。貴重な機会に感謝しております
  • CCEEGについて,とても勉強になりました。当院ではICUはありますが,cEEGがない状況です。
  • いつもお世話になっております。ずっと独学で脳波を勉強していたので,ひとりよがりの判読をしていないか不安が常に付きまとっていました。この勉強会のおかげで自信が徐々に着いてきています。今後ともよろしくお願いします。
  • たまに少し話されている薬物療法のことも大変勉強になります。この点も楽しみにしております。
  • 実際の波形を見て,専門家の先生のお話が聞ける貴重な機会と思い参加しています。画面と解説がズレることがあって、内容が理解できない時があって残念でした。
  • 当直などで、参加したくてもできない事が多々あり。参加者限定でなにか録画の視聴など出来たら、とても嬉しいです。デジタル脳波がとても有益なことがよくわかり、非常に感謝しております。
  • ありがとうございます.私にとっては難しい講義ですがそこが面白いです.今後もよろしくお願いします
  • 少しとっつきにくい感覚はうすらいだが、やはり奥が深く自信がもてない。少しづつ勉強していきたい。
  • 周りに脳波に関して信頼して相談できる人がおらず、本当に勉強になっています
  • 脳波を読む手順を分かりやすく解説いただけるので、とても勉強になり、感謝しております。
  • 初期研修2年目ですが、デジタル脳波については何となくの読影しか指導頂けない状態でした。基本的な分野を中心に非常に勉強になり、脳波の敷居を下げ、自分から積極的に読影するようになれました。
  • 脳波やDSAの所見のある部位を示してそれを解説していただけるので分かりやすいです。
  • 解説がクリアカットでわかりやすい。これまで何となくアーチファクトかなと思っていたことに明確に理由がつけられるようになってきた。

参加者へのメッセージ

たくさんのご参加ありがとうございました。

ウェブ配信のため,通信障害等のトラブルもありましたが,最後まで多くの先生方に参加いただきありがとうございました。

来年度もぜひご参加ください。また,相談症例として各施設での脳波相談も受け付けています。ご検討ください。

 

次回開催に向けて

今後もわかりやすい脳波コンテンツとして継続していきたいと思います。2022年度は5月から開催予定です。

所属施設や専門診療科などに関係なく,医師・臨床検査技師であればどなたでも参加可能です。


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