開催日時
2024年3月16日(土)13:00~17:00
開催場所
広島県医師会館 303会議室
主催
総合診療セミナー広島
代表:伊藤 公訓 先生(広島大学病院 総合内科・総合診療科)
参加者
合計:20名(若手医師:2名、後期研修医:10名、その他医師:8名)
実施内容
Case Conference in English
講師:Dr. Joel Branch(八尾徳洲会総合病院)
症例1発表者 相原彩貴先生(広島大学病院)「17歳男性、主訴:咽頭痛、さて診断は?」
症例2発表者 秋光花先生(安佐市民病院)「50代男性、主訴:咽頭痛、さて診断は?」
それぞれの症例について、Dr. Branchと発表者および会場内の若手医師が対話をする形で検討を行いました。
同じ主訴でも、病歴と身体所見を丁寧に拾い上げて異なる疾患にたどりつく診断過程を参加者一同で楽しみました。
主催者からの声
本セミナーでは初めての試みとして、医学教育でご高名なDr. Branchをお招きし、英語によるケースプレゼンテーション及びカンファレンスを行いました。
英語が苦手な参加者には緊張もみられましたが、Dr. Branchの巧みな話術と、病歴や身体所見を重視する考え方に引きこまれ、あっという間の4時間でした。
終了後の参加者の充実感にあふれる表情が印象的で、指導医の立場としても、気持ちを新たにすることができました。
参加者の声
- 所見を一つ一つ考えながら進めていくことができ、リアルタイムで診察をしているようだった。
- 画像検査、血液検査頼りの事が多くなっていたけど、身体所見だけでこれだけ鑑別疾患を絞り込んで、他にどんな所見をとる必要があるのか勉強になりました。
- Dr. Branch自らが症例と向き合う過程で、改めて問診と身体診察の重要性を理解出来ました。また、医療の国際化が重視される中で、これらが英語で行われた点も非常に貴重でした。
- どのようにしてaudienceを飽きさせずにレクチャーするか勉強になった
- 英語がとても苦手で緊張していましたが、日本語も交えてお話し下さり、とても分かりやすかったです。
- カタコトの英語でもブランチ先生が理解してくれたので、楽しかったです。
参加者へのメッセージ
日々の診療で忙しい中、貴重なお休みの日に参加いただき、ありがとうございました。
4時間という長丁場でしたが、病歴や身体所見を重視した臨床推論の面白さを存分に味わってもらえたのではないでしょうか。
次回参加を希望する声も多かったので、ぜひ企画しようと考えています。
またの参加をお待ちしています。
次回開催に向けて
より多くの若手医師に参加してもらえるよう周知したいと考えています。
また、医学生でも十分楽しめる内容だったため、総合診療の裾野を広げるために医学生も対象にしたいと考えています。
関連情報
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