広島県中山間地病院連携域医療研修プログラム

「南斗六星研修ネットひろしま」(広島中山間地病院連携)について

広島県の中山間地域の病院長が集まり、地域の医療崩壊を食い止め、住民に安心して生活してもらえる地域医療の確保をめざして、「広島中山間地病院長コンソーシアム(南斗六星研修ネットひろしま)」を平成23年に設立しました。
広島県の広大な中山間地域を日常の診療圏として共有する地域医療の拠点病院が連携し行動することにより、若手医師の研修研鑽支援や地域医療の確保・充実のための取組みを進めていこうとしています。

 

芸北地域の病院連携・研修事業

芸北地域では、地域の中核的なへき地医療拠点病院である広島市立安佐市民病院が、地域の病院・診療所への支援としてテレビ会議システムを用いたサポートを始めています。具体的には画像データや心電図などの検査データを共有して安佐市民病院の医師と共に診断を進めていくことで緊急搬送の必要性について判断できるなど活用されています。
また、診療支援を併行して地域がん診療連携拠点病院である広島市立安佐市民病院で開催されている様々な研修会・講演会をテレビ会議システムを利用してネット配信し、中山間地で働く医師の抱えている地理的・時間的格差の是正に努めています。更に大規模会場を使用した講演会を実施するなど広域な医療圏内の多くの病院に参加してもらい、地域医療を考え支援する取り組みを行っています。

 

備北地域の病院・診療所連携研修プログラム

県北の三次市・庄原市では、市立三次中央病院や庄原赤十字病院を中心に、地域の病院や診療所のネットワークで、若手医師などを対象とした初期診療セミナーを開催しています。
中山間地域において実地臨床に即した多彩なテーマの研修が受けられることから毎回多くの医師が参加しています。

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また、この地域では、人材育成や医療従事者の確保などを目的として、全国で初の「地域医療連携推進法人」が平成29年4月に認定されました。

 

南斗六星研修ネットひろしま参加病院

南斗六星研修ネット広島参加病院地図

 

南斗六星の由来

アスクレーピオスみなさん、北斗七星は良く御存知と思いますが、南斗六星を御存知ですか?これは、射手座の和名です。研修システムの名称に南斗六星使った理由をお話しますと、ギリシャ神話に遡ります。ギリシャ神話に登場するアスクレーピオスは、死者までも生き返らせたほどの名医でした。アスクレーピオスのシンボルはヘビで、ヘビが巻きついた杖は世界中の医学に関係した組織のシンボルマークになっています。死者を生き返らせたことで「生老病死」の世界秩序を乱すものとみなされたアスクレーピオスはゼウスに殺されてしまいました。この名医アスクレーピオスの師匠がケンタウロス(半人半馬)の賢者ケイロンで、彼の星座が射手座すなわち南斗六星なのです。
南斗六星の名称には、この研修ネットが作成した研修プログラムを履修した研修医から、多くの名医が出て欲しいという願いが込められているのです。

 

総合窓口

広島市立北部医療センター安佐市民病院
事務室総務課 人事係

住所
〒731-0293 広島市安佐北区亀山南1丁目2-1
TEL
082-815-5211