第39回HGS(広島グリーンサミット)
開催日時
2024年1月12日(金)19:00~21:00
開催場所
広島市民病院中央棟10階講堂
主催
HGS(Hiroshima Green Summit)
代表: 前田 啓佑 先生(広島市立広島市民病院 救急科)
参加者
37名(初期研修医:36名、後期研修医:1名)
実施内容
第39回広島グリーンサミットを広島市民病院で開催しました。
今回は、広島市民病院救急科の前田啓佑先生による虫垂炎の身体診察と国保旭中央病院救急救命科の坂本壮先生によるめまいの診察の2部構成での実施でした。
前半は前田先生による虫垂炎の身体診察で、参加者同士でMcBurney点の圧痛など基本的な虫垂炎の身体診察の方法の確認から、Psoas徴候やObturator徴候が陽性となる原理から実際の身体診察の方法までレクチャーとハンズオンを混ぜて講義を行っていました。
後半の坂本壮先生の講義では普段混乱することの多いめまいの診療の進め方について系統だてレクチャーをしていただき、ハンズオンとして実際に参加者同士でEpley法を行ってみました。
実際に自分がEpley法を行われてみると頭を深く下げる動作など声掛けをしてもらわないと恐怖を伴う手技であることが体験できました。
主催者からの声
今回は完全現地開催ということで参加者と講師が現地に集まる意味のある内容にしたく、身体診察をテーマに参加者同士で体を動かして行う勉強会となりました。
平日ながら多くの病院から研修医の先生には集まっていただき、ハンズオンではいろいろ話しながら身体診察を行うことで新しいつながりもできたのではないでしょうか。
今後も現地開催の良さを生かした企画を考えているのでぜひ興味がある方はHGSに参加してください。
参加者の声
- 虫垂炎の講義では、改めてMcBurney点の圧痛など基本的な虫垂炎の身体診察の方法を確認できました。他にもたくさんの方法を新たに学ぶことができ、大変勉強になりました。
- めまいの講義では、系統だっためまい診療のやり方を教えて頂き、自信がつきました。また、実際に研修医同士でEpley法をやってみて、ER診療における具体的なイメージを描くことができました。
- 講師のお二方の教育に対するエネルギーがひしひしと伝わってきて、感銘を受けました。楽しい時間をありがとうございました!
参加者へのメッセージ
たくさんのご参加ありがとうございました。
今後も参加者同士の交流の場を設け、広島医療の活性化を促進できればと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。
次回開催に向けて
次回、第40回HGSは、片岡裕貴先生の「日常診療で臨床疑問に出会ったとき何をすべきかがわかるワークショップ」と講演会です。
2024年2月3日 15:00~広島市民病院で行います。詳細は追ってHPにて発表します。
https://hiroshimagreensummit2010.jimdo.com/
(もしくはGoogleで「広島 HGS」で最初に出てきます。)
関連情報
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