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令和5年12月27日(水)・28日(木)の2日間、将来、広島県の地域医療を担う医学生を対象に、桜花の郷 ラ・フォーレ庄原にて地域医療冬セミナーを実施しました。
セミナーには、広島大学医学部ふるさと枠の学生64人が参加し、地域医療をテーマにした座学やグループワークを通して、学生同士の一体感を醸成するとともに、地域医療への理解を深めました。
内容
12月27日(水)
13:30 市立三次中央病院 松本 丈雄(まつもと たけお)先生(ふるさと枠2期生)講演・グループワーク
15:00 市立三次中央病院 張本 姿(はりもと しな)先生(ふるさと枠3期生)講演・グループワーク
16:50 レクリエーション
19:00 交流会
20:30 1日目終了
12月28日(木)
9:00 映画「ジョンQ」・グループワーク
11:30 広島大学地域医療システム学講座 松本正俊教授の総括
12:00 2日目終了
市立三次中央病院 松本 丈雄 先生 講演・グループワーク
演題 「変えられるもの、変えられないもの」
松本丈雄先生は広島大学ふるさと枠の第2期卒業生で、現在、市立三次中央病院で救急医として勤務しておられます。
医学部へ進学した経緯や卒業後に救急科がない僻地でどうやって救急医として勤務することになったか。義務のあるふるさと枠医師として変えられるもの、変えられないものについてお話いただきました。
市立三次中央病院 張本 姿 先生 講演・グループワーク
演題 「産婦人科の魅力」
張本姿先生は、広島大学ふるさと枠の第3期卒業生で、現在、市立三次中央病院で産婦人科医として勤務しておられます。
産婦人科を志して大学に入学したこと、他の診療科との選択に悩んだこと、産婦人科の現場、担当した患者さんからもらった手紙などについて、お話いただきました。
映画鑑賞、グループワーク
映画「ジョンQ」は、職場をリストラされ、経済的に困窮した父親が重病を患った息子を救うために止むを得ず病院を占拠する過程を通じて、アメリカの医療制度や保険制度、社会問題の問題点を炙り出すという物語。
鑑賞後のグループワークでは、日本とアメリカの社会保障制度の違いや我が子を救いたいが為に犯罪に走った父親の行動等について考えました。
参加者の声
- 中山間地域で活躍されている先輩方のお話を聞けるだけでなく、グループワークや交流会、映画の観賞会などを通して、学年を超えたふるさと枠の人たちとの交流が深まったのが良かったです!
- ふるさと枠卒業医師の方に、医師として働く上でのリアルなお話や学生時代のお話などを聞くことができ、将来働くイメージをより想像することができました。レクリエーションでのイルミネーション鑑賞や夜の懇親会では、ふるさと枠の学生同士の交流ができ、さらに仲を深めることができました。また、様々な病院の院長先生とお話させていただく機会もあり、貴重な時間になりました。
- 非常に楽しい会でした。講演もしかり、他学年ともたくさん交流できたので、とても満足度が高いセミナーとなりました。
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