第26回HGS(広島グリーンサミット)
開催日時
2019年7月6日(土)14:00~17:30
開催場所
広島市立広島市民病院 中央棟9階 会議室
主催
HGS(Hiroshima Green Summit)
代表: 秦 昌子 先生(広島市民病院 救急科)
参加者
31名(初期研修医:21名,後期研修医:2名,その他の医師:8名)
実施内容
第一部 症例検討会(2例)
演者:県立広島病院 初期研修医 2年目 砂川 智佳 先生
広島市立広島市民病院総合診療科 池田 晃太朗 先生
第一部では,2例の提示症例についてグループディスカッション形式での検討会をおこないました。
1例目は感染性心内膜炎,2例目は急性前立腺炎の症例。どちらもよく知られた疾患であり,もちろん医師であれば知らない人はいない疾患ですが,発熱を主訴に受診された患者に対して数ある疾患から確実に鑑別に挙げることがとても重要になります。実際に自分がその時診察した医師にアドバイスするなら・・・などユニークな方法でグループディスカッションをすすめていきました。
第二部 特別レクチャー
講師:津山中央病院 総合内科・感染症内科医長 藤田 浩二 先生
『しくじり感染症診断学』
感染症のスペシャリストである藤田先生をお招きしての今回のHGS。初期研修医は2年後にはそれぞれの診療科に進み専門知識の勉強が始まりますが,感染症はどの科でも必ず関わる分野の1つです。関わることが多いからこそ,忙しい通常業務に追われて診断の遅れ,誤りなどいわゆる「しくじり」の場面に遭遇することも少なくはありません。人間が失敗する状態,思考回路など大きな視野での考え方を実際の症例やエピソードを用いてレクチャーしていただきました。
誰もがしくじる可能性があることを認識し,失敗から逃げない姿勢も学ぶことができました。
主催者からの声
今回は感染症絡みの内容で開催しました。岩国医療センター,三次中央病院,福山市民病院など遠方からの参加者もおられ大変充実した勉強会になりました。
今後も研修医同士の交流の場としても利用できたらと思います。
参加者の声
- 普段救急外来で型がないまま診察していたので,今日学んだことを実践していこうと思います(研修医1年目)
- 2症例とも今後出会う可能性の高い疾患だったのでとてもためになりました(研修医2年目)
次回開催に向けて
次回の日時は未定ですが,今年度も今回を合わせて3回開催予定です。日時は決まり次第ホームページにてお知らせします。
☆参加申し込みはホームページからお願いします。
https://hiroshimagreensummit2010.jimdo.com/
(もしくはGoogleで「広島 HGS」で最初に出てきます。)
関連情報
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