第25回HGS(広島グリーンサミット)
開催日時
2019年2月16日(土)15:30~18:30
開催場所
広島市立広島市民病院 西棟4階 会議室
主催
HGS(Hiroshima Green Summit)
代表: 秦 昌子 先生(広島市民病院 救急科)
参加者
31名(初期研修医:21名,後期研修医:2名,その他の医師:8名)
実施内容
第一部 症例検討会
『信じる者は救われる?』
演者:広島市立広島市民病院 初期研修医2年目 細谷 尭永 先生
『患者を丸裸にしよう!』
演者:呉共済病院 初期研修医1年目 藤原 真紀 先生
第一部では初期研修医による提示症例についてグループディスカッション形式での検討会を行いました。
実際の場面を想像しながら本命・対抗・大穴と考えられる疾患を挙げながら白熱した討論が随所で繰り広げられ,オブザーバーの先生方からもフィードバックをいただき,充実した症例検討会になりました。
医師として絶対に見落としてはならない疾患の想起,患者さんの頭から爪先までしっかり診察することなど,重要なポイントがいくつもありました。
第二部 特別レクチャー
救急室で腹痛患者に出会ったら~攻める問診&攻める診察~
講師:諏訪中央病院 総合内科 山中 克郎 先生
多くの著書で知られる山中先生の攻める問診&攻める診察。
今回はもっともcommonな主訴の1つである「腹痛」について,具体例を挙げながらのレクチャーになりました。
問診編では,「ここまで突っ込んだ問診が必要なのだ」と明日からの診療ですぐに役に立つ内容でした。診察編では,鑑別の難しい腹痛について,さらに切り込んだ所見を得る診察手技を学びました。
百戦錬磨の山中先生ならではのテクニック,と最新の知見を含めた素晴らしいレクチャーでした。タイトルの通りの攻めの問診&診察を余すことなく伝授していただき,今後の診療に大きく役立つことは間違いないでしょう。
主催者からの声
第一部では,初期研修医の症例提示で誰もが悩むポイントを研修医同士でディスカッションすることで,難しいけど見逃してはいけない疾患,専門外でも診断し適切な処置を行わなくてはならない疾患を学ぶことができました。
第二部では,明日から使える問診・診察手技を,楽しく学ぶことができました。
参加者の声
- 他病院の研修医が普段ここまで考えて診療しているのかと刺激になった(研修医1年目)
- 専門外でも見逃してはならない疾患があり幅広い知識が必要だと再確認できた(研修医2年目)
次回開催に向けて
次回の日時は未定ですが,来年度も年3回ほど企画する予定です。日時は決まり次第ホームページにてお知らせします。
☆参加申し込みはホームページからお願いします。
https://hiroshimagreensummit2010.jimdo.com/
(もしくはGoogleで「広島 HGS」で最初に出てきます。)
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