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「第1回 弥山に学ぶ会」が開催されました!

第1回 弥山に学ぶ会

開催日時

平成30(2018)年9月28日(金) 18:00~19:30

 

開催場所

JA広島総合病院 管理棟 3階 大会議室 

 

主催

弥山に学ぶ会   

代表: 溝岡 雅文 先生(JA広島総合病院 総合診療科) 

 

参加者

34名(初期研修医:7名,後期研修医:3名,その他医師:14名,コメディカル:10名)

 

 

 

内容・主催者からの声

倉敷中央病院 救命救急センター長・総合診療科主任部長の福岡 敏雄 先生をお招きし,講演を行っていただきました。

倉敷中央病院(倉中)は,岡山県の西半分(背景人口100万人)を医療圏とし,病床数1,166床で,医師490人,看護職員1,314人が働く巨大な総合病院です。2017年には,救命センター受入患者数60,605人/年,救急車受入数9,924台/年,手術件数12,688件に達し,退院患者総数,救急車搬送入院件数は全国一位の実績をあげています。

実は,救命救急医療センターの歴史は浅く,2006年に救急専門医として福岡先生が着任後から動きだしており,今までに集中治療,救急総合診療部門をコアとして院内の体制を整備され,重症患者や外傷患者への対応もできるようにされました。

倉中のERは症例数の多さと多様さを強みとして,各診療科とお互いに協力し合い,負担の軽減をするというWIN-WINの関係を構築されています。

患者の救命を最優先としながら,研修医,後期研修医の修練と質の担保を両立するために取り組んできたことを講演されました。

 

参加者の声

  • 救急医療,外傷救急に興味が湧いてきました。是非とも実際の現場を見学してみたいです。
  • 組織を立ち上げるときに,「敵はつくらない」という福岡先生のポリシーに基づいて活動され,救急科を発展させていかれたことがよくわかりました。
  • ERの年間受診者数6万人,救急車搬送1万人もいることに感銘を受けました。日々の症例の振り返りなどをどのようにされているかなど教えていただけるとありがたいです。
  • 患者満足度が高い病院としても有名な倉敷中央病院での診療の様子や,ER退院後までの患者の訪問などをしていることを聞かせていただいて,現場の様子が知ることができたよかったです。医師,ナース,MSW,PTなどの診療チームで退院後のフォローなど良い点は当院でも実施していきたいと思いました。

参加者へのメッセージ

「ローマは一日にしてならず」,一つ一つ地道に組織作りをしていくことが大切です。広島(西)地区の医療が発展していくよう頑張っていきましょう。

 

次回開催に向けて

次回は12月1日(土)に第2回弥山に学ぶ会は福岡敏雄先生を招いてワークショップを開催予定です。 


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