開催日時
平成30年3月17日(土)13:00 ~ 3月18日(日)12:00
開催場所
広島県医師会館
主催
広島児童青年精神医学研究会
代表:梶梅 あい子 先生(広島大学病院 小児科)
参加者
22名(後期研修医:3名,その他医師:11名,その他職種:8名)
実施内容
北里大学精神科の井上勝夫先生を講師としてお招きし,講演とワークショップを織り交ぜた特別セミナーを開催しました。井上先生は,児童精神科の全国学会で教育講演を務められる等,大変教育熱心で的確にご指導くださる先生です。
この度は,井上先生が実際に出会われてきた子ども達とのやり取りをご提示いただき,皆で議論を深めることができました。また,ロールプレイも行い,子どもやその家族の気持ちを体験することができたのも,大変貴重な機会でした。
主催者からの声
2日間に渡る会でしたが,多くの方にご参加頂くことができました。
広島県内では,子どものこころの診療を担う医師が絶対的に不足しています。この分野に興味を持って下さる若い医師や医学部生が今後も増えて行くことを切に願っています。コメディカルの参加も多かったですが,この分野ではコメディカルの育成も必須であり,大変有意義だったと考えています。
参加者の声
- 井上先生のご講演を以前聞いて大変楽しかったので,この度も参加しました。具体的な症例を通して井上先生の本音を語ってくださり,臨床の奥深さを感じたと同時に,自分の治療者としての在り方を振り返ることができました(卒後9年目精神科医)
- 普段あまり深く考えることなく診察していたなと自覚しました。子どもの言葉の真の意味をしっかり拾っていきたいと思いました(卒後6年目小児科医)
参加者へのメッセージ
この度は,広島児童青年精神医学研究会特別セミナーにご参加いただき,ありがとうございました。今後も参加者のニーズに合った内容の研究会を開催していきたいと思っています。各医療機関や福祉・教育等との連携が必須の分野です。顔の見えるつながりを拡げていきましょう。
次回開催に向けて
今後も,広島の子どものこころの診療を活性化させていくために,研究会の開催を継続していきたいと思っています。
当会のHP(https://hscap.jimdo.com/)に案内を掲載していきますので,ぜひチェックしてみてください。
関連情報
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