第11回田坂メモリアルレクチャー
開催日時
平成30(2018)年2月3日(土)・4日(日)
開催場所
広島大学病院臨床管理棟3階 大会議室
主催
広島医療ネットワーク(MENεT広島)
代表 : 野村真哉先生(医療法人 長久堂野村病院 院長)
参加者
94名(初期研修医:8名,後期研修医:3名,その他医師:83名)
実施内容
平成30年2月3日(土)と平成30年2月14日(日)の2日間にわたり,田坂メモリアルレクチャーを開催し,総勢94名の参加者であった。
この研修会は,高松少年鑑別所医務課(高松刑務所医務部併任)池田正行先生と諏訪中央病院 総合内科 山中克郎先生をお招きし,医学生や研修医,開業医を対象としている。
テーマは,「プライマリ・ケアに必要な総合診療のノウハウ」と題し,講師がこれまでの経験を踏まえた症例をあげ,医学生や研修医等の若手医師をメインとした研修会を行った。
主催者からの声
今回で11回目を迎えた田坂メモリアルレクチャーは,全国から集まり94名の参加であった。
その中には,医学生や研修医等の若手医師も参加しており,主催者のモットーである「若手医師の育成」に貢献できた。
なお,もっとたくさんの若手医師が参加できるよう広報等にも力を注ぎ,世代を超えた交流に期待したい。
また,ベテラン医師においては,「万年研修医」という気持ちを持たれており,若手医師との情報共有を楽しみ,また,自分を見つめ直すきっかけとして研修を受講している。
参加者の声
- 毎年,この研修会に来るためだけに日々の診療を頑張っている。これからも続けていただきたい。
- 若手医師との交流ができて,とても嬉しい。若返った気がするので,たくさんの人に参加してもらいたい。
- 年に一度この研修会に参加できることを誇りに思う。
- 「万年研修医」という思いが一層深まるので,毎年参加している。気持ちを新たに頑張る。
- 自分を見つめ直すきっかけになった。
参加者へのメッセージ
11回目を迎えたこの田坂メモリアルレクチャーも,医学生や研修医等の若手医師の参加があり,ベテラン医師との情報交流も和気藹々と行われている。
医学生や研修医が聞き難い質問にも,経験豊富な医師が丁寧に考え方を若手医師へ繋ぎ,また,ベテラン医師においても,地域医療での医師としての役割を担うべく,「万年研修医」という強い気持ちをもって,研修に望んでいる。
このような世代を超えた研修会が各地で行われ,情報交流ができる場が数多くできることを期待する。
次回開催に向けて
開催前より,十分な広報を行うことで,参加者は増加すると考えているが,いかに若手医師を集められるか,そして研修会を楽しいと思える講師を探し,情報交流が行えるかが課題である。
また,全国各地から来広するにも,かなりの時間(費用)がかかるため,TV会議等を活用した研修会の開催も検討している。
なお,次回の第12回田坂メモリアルレクチャーは,平成31年2月に開催予定(場所:広島県環境保健協会)である。
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