第1回 広島脳卒中ネットワーク HSNet
開催日時
平成30年2月10日 (土)
開催場所
東広島医療センター研修センター
主催団体名
広島脳卒中ネットワーク HSNet
代表: 貞友 隆 先生(東広島医療センター脳神経外科)
末田 芳雅 先生(東広島医療センター神経内科)
参加者
33名(初期研修医:17名,後期研修医:3名,その他医師:6名,医学生:1名,その他の職種:6名)
実施内容
2018年2月10日,第1回HSNet(Hiroshima Stroke Network)を東広島医療センター研修センターで開催しました。HSNetは,「広島中央医療圏を中心に脳卒中救急を活性化したい」という目的に発足しました。脳卒中診療は近年劇的に変化し,2015年/2017年に脳卒中のガイドラインが変更され,2018年にも米国のガイドラインがさらに変更になっています。
今回は,脳卒中救急のレクチャーに加え,NIHSSのハンズオン・神経エコーのハンズオン・カテーテルデバイスを使用したハンズオンセミナーを行いました。各ハンズオンブースでは,脳神経外科・神経内科医師から直接,神経救急診療で必要なテクニックを実践しながらレクチャーして頂きました。
最後には学んだことの総復習に,「これで安心 急性期脳卒中 door to puncture」と題して,救急外来でのシュミレーションを行いました。参加者の皆さんからも救急外来で何を診て何をするべきかよく分かったと好評でした。
主催者からの声
脳卒中診療は近年劇的に変化しており,寝たきりになるはずだった脳梗塞患者さんが,血栓回収療法により歩いて帰宅できる症例もあり,とても感動的です。しかし,なかなか体系立てて学べる機会が少なく,敬遠されがちです。脳卒中救急の輪を少しでも速く,治療へとつなげていくために,今回脳卒中救急のワークショップ・セミナーを行っています。
参加者の声
- 症例ベースのグループでの実践トレーニングがよかった
- 普段の救急外来では患者さん優先でなかなかその場で丁寧に教えてもらうことが難しかった。参加して,しっかりと教えてもらってよく分かった
- 脳神経画像のセミナーもしてほしい
参加者へのメッセージ
「セミナーの後、研修医の先生達の救急外来での動きが変わった」と評判になっています。なかなか体系立てて,実践しながら学べる機会の少ない脳卒中救急について興味のある方は是非ご連絡ください。
普段はなかなか顔を合わせられない,他の研修病院の先生達とも会えることも魅力のひとつです。是非ご参加をお待ちしています。
次回開催に向けて
平成30年度にも開催を予定しています。
今回の参加者のみなさんから,神経画像診断について学ぶ機会の要望が多くありました。
救急外来で役立つものを中心に「実践!! 脳神経画像セミナー」も予定しています。
脳神経救急に少しでも興味のある方のご参加をお待ちしています。
関連情報
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