第8回 呉臨床Hands Onセミナー
開催日時
平成29(2017)年10月19日 18:40~21:00
開催場所
呉医療技術研修センター(呉医療センター・中国がんセンター併設 呉市青山町3-1)
主催
呉臨床Hands Onセミナー
代表:岩崎 泰昌 先生(国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター 救命救急センター部長)
参加者
51名(初期研修医:37名,後期研修医:2名,その他医師:8名,医学生:2名,その他の職種:2名)
実施内容
19:00 中心静脈路確保の実際
(呉医療センター・中国がんセンター 救命救急センター部長 岩崎 泰昌 先生)
スライドと模型を用いて,内頚静脈に中心静脈ルートを確保するための手技について講義とデモンストレーションを行いました。
19:20 腰椎穿刺の実際
(呉医療センター・中国がんセンター 神経内科部長 鳥居 剛 先生)
スライドと模型を用いて,腰椎穿刺と髄液採取の手技について,講義とデモンストレーションを行いました。
19:40~21:00 ワークショップ(実技指導)
中心静脈路確保について2ブース,腰椎穿刺について2ブース,PICC確保について1ブースを設置し,それぞれのブースに模型やエコー,腰椎穿刺キットなど資機材一式を準備し,研修医がブースを回る形で,実際に中心静脈路確保,腰椎穿刺,PICC挿入の手技を,救急専門医,神経内科専門医,外科専門医の先生方の指導のもと繰り返し行いました。
主催者からの声
今回のセミナーでは,平日の夕方からの時間にかかわらず,呉医療センター,中国労災病院,東広島医療センター,広島大学病院の研修医に多数参加していただき,活気あふれるものとなりました。
最初の講義では,中心静脈路確保時と腰痛穿刺時のコツや合併症を予防するための注意点などをビデオや模型などを用いながら,わかりやすく解説しました。
その後,各ブースを回っての実技では,各研修医が実際に模型を使いながら手を動かして手技を体験することにより,座学では得られない,より実践的なトレーニングができたように思います。
参加者の声
- 手技の正しい手順を再確認でき,コツをつかむことができた
- 腰椎穿刺は初めてだったので勉強になった
- 実技をすることにより細かい部分のトレーニングが可能であった など
参加者へのメッセージ
呉Hands Onセミナーは,若手医師の皆さん一人一人が実際に手技を行うことにより,手技の上達や合併症を防ぐためのコツなどをマスターしていただくために,毎回,十分な資器材を準備して,その手技に熟練した先生の指導を受けていただく場です。年に2回,さまざまなテーマで開催していますので,今後も是非ご参加ください。
次回開催に向けて
次回は平成30年4月26日(木)に,今回と同じ呉医療技術研修センターにて,皮膚縫合の実際,末梢静脈路確保をテーマに行う予定です。
関連情報
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