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相談コーナー

[081] 広島大学医学部ふるさと枠(地域枠)の奨学金返還免除条件について(回答:1件)

相談(2017年7月11日)

 

 広島大学ふるさと枠を希望しているものです。
 ふるさと枠の奨学金免除の条件で知事が指定する診断科での勤務とありますが,現在病理診断科が指定されています。
 私は病理医になり広島県の医療に貢献したいのですが,この指定がこの先別の科に変わってしまう可能性はどのくらいあるのでしょうか。

 また,それはどんな場合でしょうか。
 ちなみに病理医になりたい理由は,臨床医として患者さんの役に立てる上に基礎研究に最も近い診断科だからです。

 私も臨床と研究を両立しながら働きたいのですがそのようなことはふるさと枠で可能でしょうか。

 ご回答よろしくお願いします。

(ふるさと枠を希望している学生)

 広島大学医学部ふるさと枠(地域枠)については,こちらをご覧ください。

 https://www.hiroshima-u.ac.jp/system/files/81955/furusato2018.pdf

 

回答1(2017年7月11日)

 こちらは,広島県医療介護人材課です。
 ご質問について,お答えいたします。
 
 現在,特定診療科として「病理診断科」を指定していますが,これは,全国と比較して,本県の病理診断科に従事する医師が極めて少ないこと(厚労省「医師・歯科医師・薬剤師調査」では,H26年は県内27人。人口10万人対医師数は1.0人で,全国では1.4人。)から指定しています。
 病理医が少ない状況から指定していますので,将来,県内の病理医が増加して状況が好転した場合には,指定から外すことも考えられますが,現時点では指定解除の検討などはしておりません。
 次に,本奨学金の趣旨,県民への医療の提供に従事していただくことにありますので,基礎研究に専念される期間については,指定医療機関での勤務(返還免除要件の対象期間)とはなりませんが,ふるさと枠の場合では,卒後12年間のうち9年間が指定医療機関での勤務となりますので,任意の3年間の猶予があることから,その期間を利用して臨床と研究を両立していただくことは可能です。

広島県健康福祉局医療介護人材課

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