第10回田坂メモリアルレクチャー
開催日時
平成29(2017)年2月18日(土)・19日(日)
開催場所
広島県医師会館201号室
主催
広島医療ネットワーク(MENεT広島)
代表 : 野村真哉先生(医療法人 長久堂 野村病院 院長)
参加者
126名(初期研修医:8名,後期研修医:11名,その他医師:106名,医学生:1名)
実施内容
平成29年2月18日(土)と平成29年2月19日(日)の2日間にわたり,田坂メモリアルレクチャーを開催し,総勢126名の参加者であった。
この研修会は,洛和会丸太町病院 救急・総合診療科 医長 上田剛士先生と神戸大学大学院医学系研究科感染治療学分野教授 岩田健太郎先生をお招きし,医学生や研修医,開業医を対象としている。
テーマは,「プライマリ・ケアに必要な総合診療のノウハウ」と題し,症例の考え方や医師としての役割等について,世代を超えた情報交流が行われている。
主催者からの声
今回で10回目を迎えた田坂メモリアルレクチャーは,全国から集まり126名の参加であった。
その中には,医学生や研修医等の若手医師も参加しており,主催者のモットーである「若手医師の育成」に貢献できた。
なお,もっとたくさんの若手医師が参加できるよう広報等にも力を注ぎ,世代を超えた交流に期待したい。
また,ベテラン医師においては,「万年研修医」という気持ちを持たれており,若手医師との情報共有を楽しみ,また,自分を見つめ直すきっかけとして研修を受講している。
参加者の声
- 毎年開催されているこの研修会に参加できることを誇りに思う。今後も参加します。
- 毎年楽しみにしている。これからも続けていただきたい。
- 若手医師との交流ができて,とても嬉しい。もっともっと若手に参加してもらい,交流したい。
- 「万年研修医」という思いが一層深まるので,毎年参加しています。気持ちを新たに頑張ります。
- 製薬会社の協賛なく,薬の副作用で情報の偏り無く話しが聞けたので良かった。
参加者へのメッセージ
10回目を迎えたこの田坂メモリアルレクチャーも,医学生や研修医等の若手医師の参加があり,ベテラン医師との情報交流も和気藹々と行われている。
医学生や研修医が聞き難い質問にも,経験豊富な医師が丁寧に考え方を若手医師へ繋ぎ,また,ベテラン医師においても,地域医療での医師としての役割を担うべく,「万年研修医」という強い気持ちをもって,研修に望んでいる。
このような世代を超えた研修会が各地で行われ,情報交流ができる場が数多くできることを期待する。
次回開催に向けて
開催前より,十分な広報を行うことで,参加者は増加すると考えているが,いかに若手医師を集められるか,そして研修会を楽しいと思える講師を探し,情報交流が行えるかが課題である。
また,全国各地から来広するにも,かなりの時間(費用)がかかるため,TV会議等を活用した研修会の開催も検討している。
なお,次回の第11回田坂メモリアルレクチャーは,平成30年2月3日(土),4日(日)に開催予定(場所:広島県医師会館)である。
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