開催日時
平成28(2016)年2月13日,14日
開催場所
広島大学病院 広仁会館
主催
広島医療ネットワーク(MENεT広島)
代表者:野村真哉(医療法人 長久堂 野村病院 院長)
参加者
105名(後期研修医:7名,その他医師:93名,医学生:5名)
実施内容
平成28年2月13日(土)と平成28年2月14日(日)の2日間にわたり,田坂メモリアルレクチャーを開催し,総勢105名の参加者であった。
この研修会は,千葉大学医学部附属病院総合診療部教授の生坂政臣先生と市立福知山市民病院 研究研修センター長/総合内科 医長 川島篤志先生をお招きし,医学生や研修医,開業医を対象としている。テーマは,「プライマリ・ケアに必要な総合診療のノウハウ」と題し,講師がこれまでの経験を踏まえた症例をあげ,医学生や研修医等の若手医師をメインとした研修会を行った。
主催者からの声
今回で9回目を迎えた田坂メモリアルレクチャーは,全国から集まり105名の参加であった。その中には,医学生や研修医等の若手医師も参加しており,主催者のモットーである「若手医師の育成」に貢献できた。
なお,もっとたくさんの若手医師が参加できるよう広報等にも力を注ぎ,世代を超えた交流に期待したい。また,ベテラン医師においては,「万年研修医」という気持ちを持たれており,若手医師との情報共有を楽しみ,また,自分を見つめ直すきっかけとして研修を受講している。
参加者の声
- 毎年楽しみにしている。これからも続けていただきたい。
- 若手医師との交流ができて,とても嬉しい。もっともっと参加してほしい。
- 年に一度のこの研修会に参加できることを誇りに思う。
- 「万年研修医」という思いが一層深まる。
参加者へのメッセージ
9回目を迎えたこの田坂メモリアルレクチャーも,医学生や研修医等の若手医師の参加があり,ベテラン医師との情報交流も和気藹々と行われている。
医学生や研修医が聞き難い質問にも,経験豊富な医師が丁寧に考え方を若手医師へ繋ぎ,また,ベテラン医師においても,地域医療での医師としての役割を担うべく,「万年研修医」という強い気持ちをもって,研修に望んでいる。
このような世代を超えた研修会が各地で行われ,情報交流ができる場が数多くできることを期待する。
次回開催に向けて
開催前より,十分な広報を行うことで,参加者は増加すると考えているが,いかに若手医師を集められるか,そして研修会を楽しいと思える講師を探し,情報交流が行えるかが課題である。
また,全国各地から来広するにも,かなりの時間(費用)がかかるため,TV会議等を活用した研修会の開催も検討している。
なお,次回の第10回田坂メモリアルレクチャーは,平成29年2月18日(土),19日(日)に開催予定(場所:広島県医師会館)である。
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