開催日時
平成28(2016)年2月20日(土)
開催場所
広島大学病院 基礎棟2F セミナー室2
主催
代表: 大西 俊平先生(所属:広島市立市民病院)
参加者
39名
(初期研修医:29名,後期研修医:1名,その他医師:8名,医学生:1名)
実施内容
国立国際医療研究センター 感染症科 忽那賢志 先生をお招きして,第16回 HGS(広島グリーンサミット)を開催しました.ケースカンファレンスを2症例行い,忽那先生による特別講義をしていただきました。
ケースカンファレンス(1) は,広島市民病院 初期研修医の平田一成先生による,ツツガムシについての症例でした。
発熱・皮疹・下痢といった症状からどのような疾患を考えられていくかディスカッションが盛り上がりました。
ケースカンファレンス(2) は,安佐市民病院 初期研修医の中本康介先生による,レジオネラ肺炎の症例でした。
重症肺炎に遭遇した場合には,肺炎球菌肺炎・レジオネラ肺炎は鑑別に必ずあげ,迅速検査結果のみを信用して診療を続けてはいけないことなど大変勉強になりました。
また,それぞれのケースで忽那先生から解説を頂き,これらの症状を呈する患者さんに対する対応や考え方など知識がより一層深まりました。
最後に,忽那先生からの特別講義「感染症診療の基本と応用」をして頂きました。
初期研修医に向けて感染症診療に大切なメッセージを送ってくださいました。
主催者からの声
多くの初期研修医・医学生を始め,後期研修医や指導医の先生方にも参加して頂き,医学知識を深めるだけでなく,グループワークなどを通して,先生同士のつながりを築くことができたと思います。
また,忽那先生がお越しくださり,全国規模で活躍されている先生の普段はお聞きすることのできないお話を通して,我々初期研修医のモチベーションも上がったと思います。
参加者の声
- 忽那先生の講義を聞くことができてよかった
- 研修医同士で話し合う時間があって,勉強になった
- 他の病院の研修医と比べて,自分の知識がどれくらいか知ることができてよかった
- 鑑別だけでなく,治療法も知るまでディスカッションがあってよかった
- 施設間の違いもわかってよかった
- 自分が救急外来で遭遇するかもしれない疾患で,親身になって勉強になった
- また参加したい
参加者へのメッセージ
毎年3回の勉強会を企画して,広島近隣の初期研修医をはじめとする先生方との交流の場になればと考えております。
是非,一緒に楽しい会を作り上げていきましょう。
次回開催に向けて
次回以降も,年度3回の勉強会を予定しています。
関連情報
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