開催日時
平成27(2015)年12月13日(土) 9:00~14:30
開催場所
広島大学医学部 スキルスラボ
主催
感染症セミナー 広島
代表: 溝岡 雅文先生(広島大学病院 総合内科総合診療科)
参加者
12人(初期研修医8人,医学生3人,指導医1人)
見学者:5人(県内2人,県外3人)
実施内容
【 スタッフ 】(敬称略)
ディレクター: 三原弘(富山大学医学教育センター)
インストラクター: 岡澤成祐(富山大学),鳥居剛(呉医療センター),万波智彦(中国中央病院),溝岡雅文
アシスタント: 松原知康(広島大学病院),小林知貴(原田病院)
プログラム
9:00~9:10 オリエンテーション
9:10~9:30 腹部救急総論(講義)
9:30~11:00 ブース(1)腹部エコー(実技) (2)腹部診察
11:00~12:10 シミュレーション(1)
13:00~14:15 シミュレーション(2)
14:15~14:30 試験・修了式
主催者からの声
この腹部救急診療トレーニングコース(AbdEMeT)は,腹部症状を主訴とする受診患者に迅速に対応する能力を実践型教育によって修得することを目的に平成23年に開発され,過去5回は北陸地区で開催されていました。
今回,はじめて北陸以外の地域で開催となりましたが,富山大学から2人のベテラン講師に加えて地元のJMECCインストラクター達の協力を得て広島地区で開催することができました。
内容は,腹部エコーや診察手技の実践ではじまり,後半は模擬患者,患者モデルなどを用いてOSCE形式でフィードバックを行いながら技術の修得を図りました。救急などの外来や実習にでる前に,すべての研修医や医学生が一度は経験しておいてもよいトレーニングコースであった。
参加者の声
- いろんな症例を見られて大変勉強になりました。
- 腹部エコーを練習できる時間がもう少し多ければ良かった。
- シミュレーションで模範診察が見てみたい。
- エコーが午後のシミュレーションのなかでも実践できればいいのですが。
- 診察後の上級医へのプレゼンテーションをSBARの形式を用いると,よくなるかと思います。
- もう少しテンポよくして沢山の腹部疾患のシナリオを経験させたほうがよいと思います。
参加者へのメッセージ
救急の現場では,シミュレーションと異なって非典型例なども含めて様々な疾患を持った患者さんが受診されます。今回のコースで体験したことを基礎にして,経験を積んでいっていただければ良いと思います。
次回開催に向けて
医療面接や診察を実際に体験しながら学ぶという機会は多くはないので,参加者や見学者,指導医のアンケートなどを参考にして来年度の開催なども検討していきたい。
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