開催日時
平成28(2016)年1月23日(土)
開催場所
広島市立広島市民病院
主催団体名
なんでも症例検討会
代表: 遠藤功二先生(県立広島病院 総合診療科)
参加人数
参加者合計: 約40名
初期研修医( 広島大学病院,広島市民病院,県立広島病院,安佐市民病院など),医学生 3名,他
実施内容
第34回なんでも症例検討会は1月23日市民病院で開催しました。いつも通り症例検討2例とレクチャーの形式で行いました。
1症例目は飯塚病院総合診療科から参加していただきました。外来セッティングで比較的コモンな検査値異常から,当初は予想できなかった鑑別疾患が最終診断となった症例でした。どうやったらより早く診断に至ることができただろうかと悩む症例でした。
2症例目は広島市民病院の救急科から勤務交代時間に落とし穴の様にやってきたウォークイン症例でした。なぜ○○しなかったのか?と後から振り返ってもよく分からない,色々なピットフォールが散りばめられた症例でした。
最後にレクチャーはゲスト講師として田附興風会医学研究所北野病院総合内科の藤本卓司先生をお招きし,「頚部の診察〜首は口ほどに物を言い〜」のタイトルでお話をいただきました。頸静脈の診察方法を中心に頚部の身体診察だけでたっぷり1時間講演していただきました。最後は頸静脈の診察の実演もしていただき大変勉強になりました。
主催者からの声
なんでも症例検討会は奇数月の第3土曜日を中心に,広島県内の総合診療・救急関連の医師が集まり開催しています。参加者は幅広く,学生から研修医,指導医,開業医まで多岐にわたります。事前の登録や費用などは一切不要です。
参加者の声
- 初めて参加させてもらいましたが,優秀な講師,綿密なスライド,鋭い質問,全てが鼓舞される内容でした。(医学生)
- 研修医1年目ですがこれまでの身体診察を反省しました。今改めてきちんと聞けてよかったです。(初期研修医)
- 大変勉強に成る症例ばかりでした。とくに藤本先生のお話は次から実践したいと思いました。(初期研修医)
- とても勉強になり楽しかったです。(初期研修医)
参加者へのメッセージ
若手からベテランまで様々な場所で仕事をしているメンバーで,毎回少しでもレベルアップできることを目標に開催しています。意欲のある方は是非気軽に参加してみてください。
次回開催に向けて
次回の第35回は3月26日土曜日に15時半から広島市民病院で,ゲスト講師として大阪医科大学総合診療科の鈴木富雄先生をお招きして開催する予定 です。
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