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医師インタビュー(福山市民病院:小川太志先生)

ひろしまで活躍する医師の、生の声をご紹介!広島で就職した医師インタビュー(Uターン・Iターン・Jターン)

最初は知り合いがいないことが不安だった。
だからこそ、多くの新しい出会いもあった。

福山市民病院
研修医(1年次)
小川 太志 先生

プロフィール

神奈川県出身

2013年
金沢大学医学部医学科卒業
2013~2015年
福山市民病院 研修医
 

写真1

医師を目指そうと思ったのはなぜですか。

中学生くらいの時に、無医地区が日本でもたくさんあるということを知りました。たまたまその地域に住んでいるために病院にかかれないというのは、不公平だなと感じたんです。それ以来、地域医療で、何か役に立てる仕事がしたいと考えるようになり、医師を目指そうと思いました。

初期研修先として福山市民病院を選んだ経緯を教えてください。

写真2

ある程度の人口がいる医療圏の中で、基幹となる病院であり、救命センターで救急の勉強もしっかりできるということを重視して選びました。出身地である神奈川県や大学のあった北陸も検討したのですが、最終的には見学した時の雰囲気や、先輩の研修医の姿が充実して見えたことが決め手になりました。また福山市民病院は昨年、100床増床されて500床規模の病院になり、ますます地域に期待され、病院全体として活気があることも、研修環境として理想的だなと感じた点です。それに福山市には両親の実家があり、祖父母が暮らしています。子どもの頃から何度も訪れていたので、親しみが持てたということも、多少はあったのだと思います。

福山に来られる際に、不安に感じたことはありますか?

祖父母以外に知り合いが誰もいないということは、最初はやはり不安でした。けれど、だからこそ、今までつながりのなかった人たちとたくさん知り合うことができたので、結果的には良かったですね。

福山市民病院で研修をしていて良かったと思えるのは、どんなところですか

写真3

同期の研修医の人数が自分も含めて6名と比較的少人数なので、各診療科では1~2名です。丁寧に指導していいただけますし、色々な経験をさせてもらえ、とてもありがたいと思います。地元の藤沢市にも同じくらいの規模の市民病院があるのですが、研修医の数がかなり多いので、自分で関われる症例数のことなどを考えると、こちらに決めて良かったと思います。それから、こちらに来てから知ったことですが、循環器内科の分野で高い実績があり、手術件数も多いということも、良かったことの一つです。

広島県、もしくは福山市の地域としての魅力はいかがでしょうか。

写真2

大学が石川県の金沢市で日本海側だったということもあり、瀬戸内の温暖で過ごしやすい気候は魅力の一つです。高校の同級生が遊びに来てくれた時には、広島市内や四国へも足を伸ばして、楽しむことができました。まだまだ中四国地方をいろいろと巡ってみたいですね。でも福山市は、都市としてあまり知られていないのが、ちょっと残念ですね。「おしい!広島県」というキャンペーンがありますが、まさに福山市は「おしい!」だと思います。

最後に、広島県での研修に興味を持っている後輩へ、メッセージをお願いします。

写真2

最新鋭の医療機器などの設備面では、もしかすると都会の方が優れている場合もあるかもしれませんが、地方だから高度な医療が学べないということは、決してありません。地方の良さ、働きやすさもたくさんあるので、広島も含めて地方にも目を向けてみるといいと思います。

 
(2014年1月)



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