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1月11日(土)~12日(日),県庁講堂にて地域医療冬セミナーとキャリアプラン説明会が開催され,広大ふるさと枠医学生,広島県医師育成奨学金貸与医学生69名が参加しました。
日程
1月11日(土)
市町の地域医療取組紹介プレゼン
全学生から決意表明カードの手渡し,知事の激励メッセージ
1月12日(日)
坂本昌彦先生の講演とグループワーク
キャリアプラン説明会(地域医療システム学講座 竹内教授による説明)
1日目
・市町の地域医療取組紹介プレゼン
各市町の地域医療に対する取組みを市町担当課からプレゼンしていただき,その後学生が班ごとにディスカッションを行いました。学生からは「地域医療を担う人材への期待が伺えた」「医療関係者だけでなく,警察・消防など日常生活の支援に関係する人々によるチーム医療が大切だと分かった」「地域包括ケアの重要性について理解した」と意見が出ていました。
・全学生から決意表明カードの手渡し,知事の激励メッセージ
将来医師として地域医療に従事する「決意表明カード」の手渡しを一人ずつ行い,学生のやる気を知事に伝えました。知事との対面に学生は緊張した面持ちでしたが,和やかな雰囲気に,次第に緊張もほどけた様子でした。その後,湯﨑知事から学生に,激励メッセージをいただきました。
2日目
・坂本昌彦先生の講演とグループワーク
ネパールのヒマラヤ山麓にある,ラムジュン病院で小児科医として勤務されていた坂本昌彦先生から,水や電気が不足し,祈祷師が治療をおこなうこともある土地での診療について興味深いお話しをいただきました。「国際協力として海外で行う医療」と「地域医療」を同じ視点でとらえることに学生は刺激を受けたようです。
また,「ネパールと日本の医療の相違点・共通点から,今求められる医療について考えることができた」「文化の違う人とどう関わるのか,モチベーションの保ち方を知ることができた」「日本にいるだけでは想像がつかないお話ばかりで勉強になった」といった感想が多く,学生にとって大変有意義な時間となりました。
・キャリアプラン説明会
広島大学地域医療システム学講座 竹内教授よりキャリアプランの説明をおこなっていただきました。学生が「卒後どのような場所で働き,どのような選択肢があるのか」など,自分の将来を考える良い機会となりました。今後も,学生が医師としての将来像をより具体的に考えることができるよう,関係機関で協力し,継続的にキャリアプラン説明会を開催したいと考えています。
地域医療春セミナーについて
現在,広島大学ふるさと枠医学生・自治医大医学生18名(参加者延数)が,それぞれの希望する医療機関で春セミナーをおこなっています。地域医療春セミナーは,地域医療夏セミナーの発展として地域医療への意識を向上・発展させることを目的とし,学生が主体的に行う実習です。
春セミナー実習先医療機関等
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