平成26年2月15日(土)に広島大学病院 管理棟2Fカンファレンスルームで開催された,『第11回HGS(Hiroshima Green Summit ~初期研修医による初期研修医のための勉強会~)』に参加してきました。
このHGSは, 『広島の初期研修医から広島の医療を盛り上げよう!』をテーマに発足された,広島地区の初期研修医による初期研修医のための勉強会で,毎回,初期研修医の先生が手作りの勉強会を企画・運営されています。
今回は第11回目となり,初期研修医の先生,指導医の先生など約25名の参加がありました。
当日の勉強会では,細本翔先生(広島市民病院:初期研修医)と田妻昌先生(JA広島総合病院:初期研修医)が発表をされ,症例検討では,参加者が各テーブルに別れ,ファシリテーターの太田浩平先生(広島大学病院高度救命救急センター)の見事な進行のもと,本命・対抗・大穴を鑑別していき、その中に指導医も混ざって真剣(かつ楽しそう)に討論されていました。
全体症例検討では質問,発言も活発で,指導医の先生からもヒントや示唆する意見もあり(オシャレな意見だ!とのことでした),そして笑いもありの活発な討論でした。違った角度からの意見も多く出ており,皆さんそれぞれ納得されていた様子でした(私にはサッパリです)。
症例検討の後は,太田先生から「挿管・抜管の判断基準について」と題してレクチャーがありました。研修医の先生が将来、近くに頼る先生がいない病院などへ行った場合にも恐れず挿管できるように,コツや心構えについてお話しされました。若い先生方の将来を考えておられる優しさを感じました。
挿管の準備としては,人・モノが揃う場所が大切だとお話しされていました。
代表をされている中島充貴先生(広島市民病院:初期研修医)に伺うと,HGSは年に3回開催しているとのことでした。
HGSは広島県内の様々な病院の研修医・指導医の先生方が集まっている勉強会です。興味を持たれた方は参加してみるとネットワークを広げる良い機会にもなるのではないでしょうか。
このページに対するアンケートにお答えください。