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府中市からの便り

 平成28年8月25日

 府中市

 

府中市では、「地域での生活を支える医療のまちづくり」を進めています!! 

歴史と産業,そしておいしいお好み焼きがあるまち 

 府中市は,広島県の東南部内陸地帯,広島市から約100km,福山市から約20kmに位置しています。決して大きなまちではありませんが,全国的にも有名な「府中家具」や「府中味噌」などの伝統的地場産業から,「非鉄金属ダイカスト製品」,「建設・工作機械」や「旋盤用チャック」といった近代産業まで,内陸工業都市としてオンリーワンの製品を数多く製造する,ものづくりのまちです。

 

天然のウォータースライダー
「三郎の滝」

白壁の町並み(上下町)

登録文化財
「恋しき」

府中市市街地を望む

 

 まちの名前は,7世紀,この地に「備後国府」が置かれ,備後国の政治,経済,文化の中心であったことに由来しています。30年以上前から国府跡の特定に向けた発掘調査が市内各所で続けられており,悠久の歴史ロマンを感じることもできる素晴しいまちです。
長年の調査の成果が認められ,平成28年6月には,「備後国府跡」を国史跡に指定するよう,国の文化審議会から文部科学大臣に答申が出され,府中市初の国史跡が誕生する見通しとなりました。 

 

(貴重な出土品の数々)  

銅印 奈良三彩の小壺 ベルト飾り

 

国史跡指定に向けて,市民でお祝い

  

上下町の「白壁の街並み」や天然のウォータースライダーの「三郎の滝」など,まちの見所はたくさんありますが,最近の府中市の一押しは何と言っても『府中焼き』でしょう!!
この「府中焼き」、牛や豚の挽肉(ミンチ)とキャベツ(もやしは入れません!!)をたっぷりと使い,「外はカリッ,中はフワッ」という独特の食感が特徴の逸品です。市内にはたくさんのお好み焼き屋さんがあり,週末には市外からもたくさんのお客様がおいでになっています。

府中焼きマスコット「ミンチュー」  

B-1グランプリにも出展 ご当地グルメ「府中焼き」

 

「子育てするなら府中市で」と言われるよう,頑張っています

平成28年7月における府中市の人口は41,064人で,65歳以上の人口割合は約34%を超えています。全国平均よりも高齢化が進展していますが,元気なまちとなるように,子育て世代への支援や教育改革に積極的に取り組んでいます。

まずは「出産応援金の支給」と「乳幼児等医療費助成制度の対象年齢拡大」です。府中市で子どもを生み育てようとする市民を応援するため,第1子・第2子を出産されたときは3万円,第3子以降は10万円を支給するとともに,乳幼児等医療費助成制度の対象年齢を中学3年生まで拡大しており,子育て世代の市民から好評をいただいています。 

それから,「木育(もくいく)」の推進。「木工のまち」の伝統と技術を活かし,NPO法人や地元木工業者と協力して,子どもの頃から木に触れ親しみ,木の温もりを感じながら豊かな心を育む取組を推進しています。

 

木のおもちゃにみんな大はしゃぎ!!(平成28年3月20・21日「府中ノ木育フェスティバル」から)

 

そして,全国に先駆けて市内全域での小中一貫教育に取り組むことで,小学校と中学校の境界を取り払うとともに,義務教育9年間で子どもたちに付ける力を明確にした独自のカリキュラムを大学研究者と教職員が一緒に作成して実践しています。その結果,全国学力・学習状況調査では全ての教科で全国平均,県平均を上回るなど,小中一貫教育の推進により子どもたちの学力が着実に向上していることが明らかになっています。

 

小中一貫教育の風景

   

 

地域に必要な医療機能の確保に,全力で取り組んでいます

医師不足や医師の偏在,診療科の偏在が大きな問題となっていますが,府中市でも市内の病院勤務医師の減少や開業医の高齢化が進んでおり,地域に必要な医療機能の確保及び病院運営が非常に困難になってきています。

このため,府中市では,平成22年度に「府中市地域医療再生計画」を策定し,広島県地域医療再生事業補助金を活用しながら,「府中地域の医師の増加」,「老朽化した病院の建替え」等の目標の達成に向けて,積極的に施策を推進しています。 

 

平成24年には,市内の医療機能の核を担っている,広島県厚生連府中総合病院(現:府中市民病院)と府中市立府中北市民病院を存続させるため,市立病院に経営統合したうえで,地方独立行政法人府中市病院機構を設立し,両病院の運営を任せることとしました。

現在,地方独立行政法人による病院運営は5年目に入っており,決して全てが順風満帆という訳ではありませんが,高齢化が進む地域での生活を「支える医療」の実践が推進されています。

 

 

府中北市民病院

府中市民病院(旧病棟)

 地方独立行政法人設立の様子

 

平成24年度からは,府中市と地方独立行政法人が協力し,老朽化した府中市民病院の改築に取り組んでいます。平成27年末には新病棟が完成し,平成28年2月から新病棟で診察を開始しました。

診察開始に先立ち,平成28年1月には,国会並びに県議会の諸先生,大学病院関係者,県行政,近隣医師会,連携医療機関の皆様方にご臨席いただき,新病院完成記念式典を開催しました。式典後,新病院を一般公開したところ,何と1,200人を超える市民が見学にお越しくださり,新病院に対する期待の高さを改めて感じることができました。
現在,改築工事は最終段階(駐車場整備)に入っており,平成28年11月13日(日)には全面完成を記念した病院まつりが開催される予定です。 

 

新病院完成記念式典と一般公開の様子

   

 

   

 

この他,医師育成や開業医支援にも全力で取り組んでいます。平成27年度には医師育成奨学金貸与制度と医師の市内開業を支援する制度を創設しました。このうち、開業支援制度は県内初の取組で、新たに市内に医療機関を開業する医師や既存の医療機関を継ぐ医師に対して開設準備に要する費用や医療施設・設備整備費用を助成することで,プライマリー・ケアの充実を図るものです。
関心のある方は,是非,府中市健康政策室(電話:0847-43-7210,Mail:kenkouseisaku●city.fuchu.hiroshima.jp(●を@にしてください))までご連絡ください。

 

院内保育所を開所しました

平成26年9月には,府中市民病院に院内保育所「おひさま」を開所しました。この保育所は,病院に勤務する医師・看護師をはじめとした職員の子育てを支援し,働き易い職場づくりを進めることを目的としています。

   

 

 

地域ぐるみで健康づくりをしています 

医療機能を確保しただけでは,健康な地域はできません。府中市では、住民の皆さんも積極的に健康づくりに取り組んでいます。

 

 

まずは府中市のオリジナル体操,「ふちゅう夢体操」。この体操は,「高齢者でも気軽にできる体操を作ろう」と,地元の大学の先生や住民の皆さんと保健師が一緒に考案したもので,府中市イメージソング『夢の来た道』(作詞:岡田冨美子、作曲:小椋佳)に合わせたストレッチ運動が特徴です。体操の解説DVDの貸出も行っていますが,体操普及の中心を担うのは,何といってもボランティアの体操指導員さんです。熱心な指導もあってか,今では,町内でイベントがあるときは必ずこの体操をする地域もあるそうです。

 

それから,ウォーキング。正しいウォーキングの姿勢などを学んだウォーキング・マスターが定期的にウォーキング会を開催するなど,ウォーキングも静かなブームとなっています。驚いたことに,年間500万歩以上歩く方もいらっしゃるんですよ。

 

 

 

住民の皆さんの健康づくりが更に活発になるよう,府中市では医療や健康づくりに関する啓発にも力を入れています。『「支える医療」シンポジウム』と題した講演・研修会を開催し,医療や健康のことについて住民の方にも分かり易く周知に努めています。この他にも,認知症に対する正しい理解の普及のため,平成25年度には,地域包括支援センターの職員さんなどにより,笑いあり涙ありの認知症啓発時代劇「芸者ぽんた ゴーイング舞ウェイ」が上演されました。

 

「支える医療」シンポジウムの様子 認知症啓発時代劇「芸者ぽんた ゴーイング舞ウェイ」

 

住民と病院との交流も積極的に進められています。平成24年には,地元住民が府中市民病院の支援組織を設立し,病院の清掃奉仕をはじめ,様々な活動をされています。これに対して,病院からも地域のイベントや祭りに積極的に参加されており,交流の輪はどんどん広がっています。

  

 

ぜひ、府中市に来てみてください

このように,府中市では,医療機関・住民・行政がそれぞれの立場から,「地域での生活を支える医療のまちづくり」を推進していますが,今,一番必要なのは,一人でも多くの医師の先生や看護師さんなどにおいでいただき,私たちと一緒に地域医療の確保にご尽力いただくことです。

是非,この機会に府中市へお越しください。

(府中市健康福祉部健康政策室)


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