開催日時 平成25年3月2日(土)・3日(日)
開催場所 国民宿舎 みやじま杜の宿
対象 医学生・若手医師
特別講師 寺澤秀一先生(福井大学病院)
参加者 医学部学生(広島大学・岡山大学・愛媛大学・九州大学・鹿児島大学・東京大学)
初期研修医(広島市民病院・安佐市民病院・広島大学病院・県立広島病院・JA広島総合病院・呉共済病院 等)
その他,中四国各地の大学・医療機関の後期研修医・指導医の先生方
スタッフ 中四国総合医セミナー運営委員会
昨年に引き続き,第2回中四国総合医セミナーが『宮島』で開催されました。
このセミナーは,総合医の様々なトピックについてレクチャーを提供し,症例検討・ワークショップ・懇親会を通じ交流を深め,地域のネットワーク構築を目指しています。
1日目
◎ レクチャー(1) 福井大学病院 寺澤秀一先生
◎ 症例検討会 「ドクターGに挑戦!!」
症例1 症例提示:広島市立広島市民病院 児玉昌子先生
ファシリテーター/洛和会音羽病院 太田茂先生
症例2 症例提示:麻生飯塚病院 島谷竜俊先生
ファシリテーター/福井大学病院 寺澤秀一先生
◎Meet the expert 救急・総合診療医・家庭医療・プライマリーケア領域のエキスパートの先生方との交流時間がありました。
2日目
◎ T&A(救急初療プライマリーケアコース) 診療所・在宅医療の現場で緊急事態!致死的疾患に対してどう動くべきか。
救急初療のワークショップです。
◎ レクチャー(2) 福井大学病院 寺澤秀一先生
主催者からの声
ボランティアスタッフで作り上げた会で,開催するまでの準備には苦労しました。しかし,その分講義・症例検討会・T&A(triage and action)などそれぞれのセッションが非常に厳選された内容であり,短い時間ではありましたが,とても充実していて満足してもらえたのではないかと思います。
また,若手の中でもモチベーションの高い医師が集まって,丸一日苦楽を共にすることでお互いがいい刺激を与え,更なる向上心が生まれたものと思います。日常診療だけでは得ることのできない貴重な知識や出会いの場を提供できたと考えています。
参加者の声
・人生で一番印象的なレクチャーだった。最高だった。
・(レクチャーに)感動した。心にしみ,味わい深く,思うと涙がこぼれそうなくらい優しかった。
・(症例検討会が)面白かった。流れが良かった。
・楽しかった。勉強になった。今後も続けてほしい。参加してよかった。
・モチベーションの高い若手医師と知り合いになれた。
参加者へのメッセージ
中四国総合医セミナーは,中四国若手医師・医学生,また中四国に縁のある,将来中四国に帰ってこようと思っている若手医師・医学生が集まって,勉強しながら親交を深めようという趣旨で発足した会です。
出身大学や専門性の枠にとらわれない自由な雰囲気で,各地よりさまざまな若手医師・医学生が来られます。
よく知り,よく覚え,よく動き,よく考える。知覚動考(とも・かく・動・こう!)というアクティビティーの高い先生が多く,レクチャーも宴会も非常に充実した楽しい会となっており,参加してもらった先生からは好評をいただいています。興味がある方は是非参加してみてください。
次回開催に向けて
参加者に楽しんでもらうには,総合医を目指している先生方のニーズに合った企画を考えなければいけません。次回以降,今回のような講義・症例検討会+α以上に,興味を引くような企画を作り上げていけたらと思っています。
幸いこのセミナーをきっかけにして交流することができるようになった愛媛県や徳島県の先生方が,次回以降のセミナーを共催したいと申し出てくださいました。
このセミナーを通じて出会えたことは何かの縁ですので,やる気旺盛な先生方の意見を取り入れて,ぜひ広島県だけでなく中四国の他県でもセミナー開催をしたいと思っております。
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