中山間地域等の医師が減少する中,地域における医療体制確保のため,広島大学大学院の医師等による地域の診療支援などに,関係者が協力して取り組むことについての,協力協定締結が平成24年2月29日に広島県庁内で行われました。
協定式では,
広島県 | 湯﨑 英彦知事 | |
(社)広島県医師会 | 碓井 静照会長 | |
広島大学 | 浅原 利正学長 | |
広島県市長会 | 五藤 康之会長(三原市長) | |
広島県町村会 | 吉田 隆行会長(坂町長) | |
(財)広島県地域保健医療推進機構 | 松浦 雄一郎会長 |
によって,協力協定書に署名されました。
協力協定書の内容は,次のとおりです。
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【コメント】
○ 湯﨑広島県知事 | |
「関係者の間で協力しながら隙間や重なりのない効率的で効果的な地域医療体制を構築していきたい。地域医療の確保は,主体的な意思決定をする様々な関係者がその意志を合わせながら実現していくことになるため,それぞれがそれぞれの果たすべき役割を共通の目標に向かって果たしていくことが必要であり,そのための連絡調整を図ることが今回の協定の意義である。」
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○ 碓井広島県医師会会長 | |
「協定締結によって,中山間地域や島嶼部の医師不足の解決に向かって前進するものと思っている。県医師会としても,地区医師会と協力し合って,今まで以上に県民の方が安心して健康を守れるように努力をして参りたい。」
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○ 浅原広島大学学長 | |
「今回関係者が連携して,地域医療の課題解決に向かって取り組むことは,大変優れた取り組みであり,大学としても医療人育成という使命を果たし,期待に応えて参りたいことや医療機関の連携が重要であるとともに,市町の理解を得て,医療資源が限られている中で,市町がお互いに活用し合う・支え合う・補い合うという仕組みが必要である。」
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○ 五藤広島県市長会会長 | |
「この協定を機に今まで以上に近隣市町との連携を強化し,一体となって,効率的・効果的な地域医療体制を構築するとともに,医師が安心して診療に専念してもらえる環境整備を進めていきたい。」
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○ 吉田広島県町村会会長 | |
「協力協定締結により,地域の医療が充実するものと考えている。医療面で地域の住民の方々が安心安全な思いをされるよう努めて参りたい。」
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○ 広島県地域保健医療推進機構 松浦会長 | |
「地域保健医療推進機構としては医療過疎の問題や医師偏在の問題に取り組んでいるところであるが,それらの問題に対して,今後一層早く解決するよう,今回の協定が拍車をかけたと考えており,広島大学とスクラムを組んで,機構としても頑張って参りたい。」 |
【締結式の様子】
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左から、佐々木県健康福祉局長、吉田県町村会長、浅原広島大学長、湯﨑県知事、
碓井県医師会長、五藤県市長会長、松浦県地域保健医療推進機構会長
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