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【開催レポート】
9:30広島大学に集合してバスで出発。
行きの車内では「パッチアダムス」が流れ、「医師になるとはどういうことか」ということを思いながら、神石に向かいました。
ホテルは神石の高台にあり、中国山地の山々を一望できました。雪はさほどでもなかったのですが、やはり寒く、路面も凍結していました。
第一セッション(1/7 13:30-14:30)地域医療に役立つ疫学
「疫学」とは、疾患をマクロ的にみる研究分野です。一部の上級生はすでに授業を受けていたのですが、下級生たちは初めて聞く内容だったようです。
地域に出て、「この地域にはこういう疾患が多いのだろうか」「このような治療法は有効なのだろうか」と疑問に思う時に、こういった知識が必要であるということを学生さんたちに理解してもらいました。
演習も行い、疫学的な考え方の基礎を知って頂きました。
第二セッション(1/7 14:45-18:30)シネメデュケーション(映画から医療倫理を考える)
実際の医療を行う上では、様々な倫理の問題が出現してきます。がんの告知や治療法の選択、延命治療をするかしないかなど…。このセッションでは映画「ディアドクター」を見て、みんなが何を思い、何を考えたのかをグループディスカッションで討論しました。
過疎地に一人住む医師。村人からとても信頼されている医師。いつでも患者さんのことを第一に考える医師。しかし、ある患者さんに頼まれた「嘘」をつくことから、その医師が偽物だと分かります。
それでも、村のみんなはどこか彼に感謝し続けている。そんな映画からみんなが考えたものはたくさんありました。
「その嘘は、罪ですか。」(映画のキャッチコピーから)
夜は広大・自治医大の学生さんたちで夜遅くまで語り合ったようです。
(引率者は早々に寝てしまいましたが…)
第三セッション(1/8 9:00-10:30)BLS
BLSは「Basic Life Support」の略です。「目の前で人が倒れたら」どうしたらいいか。最新のガイドラインに基づく基本的な心肺蘇生の手順、そしてAED(自動体外式除細動器)の使用法を習いました。このセッションでは広島大学HALS(Hiroshima Activities for Life Support)のメンバーにもお手伝いいただきました。ありがとうございました。
第四セッション(1/8 10:30-12:00)新幹線の急病人
「車内放送です。車内で急病人が発生しました。お医者様おられましたら、7号車車掌室までお願い致します」
こんな放送が流れたら、どうしたら良いでしょうか。このセッションでは広島大学総合診療科の横林先生による、「新幹線内などで患者さんが発生した時に必要なこと」について、ロールプレイングも交えて勉強しました。
最終セッション(1/8 13:00-13:30) 神石高原町立病院見学
今回の合宿はホテルでの合宿形式でしたが、最後に実際の地域の医療機関を見学して終了しました。95床のベッドと透析施設などを持つ、神石高原町立病院の見学を行いました。
学生さん達はそれぞれに色んな事を学んでくれたようです。
楽しい1泊2日の合宿でした。
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広島駅に集合です | ホテルに到着しました | 寒かったです |
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第1セッション | 第1セッション | 第1セッション |
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第2セッション | 第2セッション | 第2セッション |
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第3セッション | 第3セッション | 第3セッション |
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第4セッション | 第4セッション |
第4セッション |
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楽しい昼食 | 全員で記念写真です |
最終セッション |
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