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県立広島病院 亀山和也先生からの便り

広島市南区 題字

  

  県立広島病院(平成23(2011)年4月1日現在) 

病床数: 715床(一般病床665床,精神病床50床)

標榜診療科目:

内科,循環器科,精神科,神経科,小児科,外科,心臓血管外科,整形外科,脳神経外科,小児外科,皮膚科,泌尿器科,産科,婦人科,眼科,耳鼻いんこう科,リハビリテーション科,放射線科,歯科,歯科口腔外科,麻酔科(21診療科)

 〒734-8530 広島市南区宇品神田1丁目5番54号 http://www.hph.pref.hiroshima.jp/


 

  

地域医療のスタートを目の前に

 県立広島病院 研修医 亀山和也先生

 

県立広島病院
[県立広島病院]
自治医科大学33期(2010年)卒業の亀山和也といいます。現在、研修医2年目として県立広島病院で研修させていただいております。この病院はマッチングでも県内で上位にランクインするなど研修病院としても人気が高い病院であり、僕自身も指導医の先生方に熱心に指導していただいており、充実した毎日を過ごしています。


自治医大卒業生ということもあり、来年度より、場所は未定ではありますが、地域の中核病院で勤務することが決まっています。僕にとっては本格的な地域医療のスタートであり、それを目前に控えた今、地域で医療を行っていくことに、期待と不安が入り混じっています。

 

「地域医療がしたい」と思って、僕は自治医科大学に入学しました。でも、その当時、実際に地域医療ってどういうものなのだろうかというのが、あまりにも漠然としすぎてわかっていませんでした。大学入学後より、地域医療研修や地域医療を実践しておられる先生方の話を聞いていく中で、地域医療について考える機会は増えていきました。
とはいうものの、現時点で「地域医療とはどういうものか。」この答えについては自分の中ではまだ見つけることができていません。地域で実践する医療、これが地域医療なのでしょうが、地域医療についてはまだまだ経験が少なく、自分のスタイルというものもまだわかっていません。これから行く先々でさまざまな先生方を見て、自分のスタイルを確立していければいいなと思っています。
正直に言うと、いまは地域医療に対して不安な気持ちのほうが強いですが、そんな中でも僕には地域医療を行っていくにあたって目標があります。それは、地域に必要と思われるような「人」になるということです。あえて、「医者」ではなく「人」としたのは、医者としての立場のみではなく、地域住民の一員として、地域の中に溶け込みたいという思いがあるからです。地域での行事などにも積極的に参加しながら地域の方々と交流を深めることができたらなと思っています。


同期の皆さんと

[同期の皆さんと]

※右端奥が筆者

現在のところ、地域で医療を行っていくにあたって、まだまだ力不足であることは十分自覚しています。少しでも自分ができることを増やしていき、多くの患者さんに適切な医療を提供できるように、まずは現在勤務しているこの県立広島病院での研修生活をさらに有意義なものにしていきたいと思います。
今後、さまざまな地域でみなさんにお世話になることがたくさんあるかと思います。その際は、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 <亀山和也先生のプロフィール>

平成22年 県立広島病院

 


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