開催日時
2020年12月3日(木)
開催場所
呉医療技術研修センター
主催団体名
呉臨床Hands Onセミナー
代表:岩崎 泰昌 先生(国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター 救急科)
参加者
57名
(初期研修医:38名,専攻医:2名,その他医師:15名,その他の職種:2名)
実施内容
今回のテーマは末梢静脈路確保とFAST(エコーを用いた外傷患者の初期診察法)および皮膚縫合であり,皮膚縫合および末梢静脈路確保とFASTについて,第一線の医師がショートレクチャーを行った後,5名前後の指導医のもと,研修医の先生が実技トレーニングを開始しました。
皮膚縫合は豚の皮膚を使用して,実際の針と糸で縫合を行い,末梢静脈路確保とFASTは静脈路確保シミュレーターや人体模型に対して,静脈穿刺やエコーの当て方についての実習を行いました。
主催者からの声
呉臨床 Hands-Onセミナーとは,呉,東広島地域の初期臨床研修医を対象としたセミナーで,平成26年より毎年2回のペースで行われており,今回で13回目となります。
毎回,最初の30分程度,各回のテーマに沿って,ベテラン医師が手技のポイントや注意点についての講義を行い,その後1時間30分程度,数名の指導医のもと模型などを用いて,実技トレーニングを行うHands-On形式のセミナーです。
参加者の声
アンケート結果から以下のような感想が聞かれています。
皮膚縫合について
- マットレス縫合が理解できた。
- 豚の皮膚を使ったので実践的であった。
FASTについて
- Lung Sliding Signを実際に見ることができた。
- 詳しいエコープローベの当て方を学べた。
静脈路確保について
- 末梢静脈路確保の自信がついた。針先の方向が理解できた。
参加者へのメッセージ
呉臨床Hands Onセミナーは身近な場所で,身近な指導医の先生により,当直の時などに役立つ手技をじかに習得できる機会です。是非,ご参加ください。
次回開催に向けて
2021年6月17日に第14回呉臨床Hands Onセミナーを開催予定で,テーマは四肢骨折の外固定法,気道確保となっています。
このページに対するアンケートにお答えください。