基幹施設
担当: 事務室総務課人事係(研修管理委員会) 川野・有馬・近藤・長谷川
TEL: 082-221-2291
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プログラム
プログラムの特徴
1.基幹施設は総合病院精神科
総合病院精神科として28床の開放病棟を持ち,特に,器質性・症状性精神障害,コンサルテーション・リエゾン精神医療,重症気分障害などが数多く経験できる。
2.広島精神医療ネットワークを核とした連携施設
県内の精神科医療機関のみならず行政機関までもつながる広島精神医療ネットワークを活用することにより,6年目以降の研修においてもさまざまな選択肢を提供することが可能である。
指導医から精神科専攻医希望者へのメッセージ
精神科は,他の診療科よりも「人」を診ている診療科だと思います。その患者さんがもともとどんな人なのか,どんな生い立ちなのか,どんな家族と一緒にいるのかなどの心理社会的背景にも着目し,病気を持った「人」として患者さんをトータルに診ることで,その後の人生をイメージした適切なサポートが可能になり,そこに精神科臨床の醍醐味があります。
今後の精神医療は一般医療との連携のもとに提供されるべきであり,一定期間は総合病院精神科で研修し,他科医師と協力して診療にあたる経験を通して,チーム医療を実践できる能力を身につけることが必要です。一般医療においても緩和ケアなどさまざまなチーム医療を充実させるために,「脳とこころの専門家」として精神科医が求められています。
精神科主任部長 和田 健
当該プログラム専攻医から精神科専攻医希望者へのメッセージ
私は,昨年度4月より広島大学病院の精神科領域専門医研修プログラムを開始し,今年度4月より連携施設である広島市立広島市民病院での研修を開始しました。当院は広島県の中核を担う総合病院であり,器質性・症状性精神障害を中心に,コンサルテーション・リエゾン精神医療や重症気分障害などを主に経験できます。
電気けいれん療法(ECT)も積極的に起こっており,多施設では経験できない重症な症例も対応しています。最近ではエビデンスを元に,両側刺激で有効けいれんを得ることができなくなった症例に対し,右片側刺激に変更して対応するなど,他の施設では施行されていない方法も積極的に行っています。
また上級医や他科とのコミュニケーションもとりやすい雰囲気であることも影響し,コンサルテーション・リエゾン精神医療も充実しており,各科と連携しながら,様々な症例を経験できます。
総合病院ならではの症例を多数経験できる施設であり,精神科医として必要なスキルを得るのに非常に良い環境であると感じています。
卒後4年専攻医 長尾 達憲
連携施設
【連携施設】
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