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相談コーナー

[080] どの医局に入局するか悩んでいます。(回答:5件)

相談(2017年1月12日)

親が県内の田舎で一般内科を開業しており,将来継ぐことを考えております。
どんなに遅くとも10年後には継ぐ必要があります。

広島市外の医療過疎のほどや医局制度による地域医療における若い医師の確保の必要性は分かりますが,想像以上に医局の人事で諸先輩方の人生が決まっているように見受けられます。

まだ新米であり己だけでは何も出来ず,自己研鑽のためにも医局に所属する必要は充分理解しておりますが,己の医療的な興味だけで科や医局を決めてしまうと,開業医への舵取りの途中に壁が多々ある気がしてなりません。

具体的には入局先を間違えると容易には開業を継げる気がしません。

特に近年はどの科も専門性に特化しすぎており,後期研修医を見ていても、主に10年後いっぱしの勤務医になれるような勉強が主であり,一般内科的な勉強をするとなると科が限られてしまいます。
また,人事に比較的寛容な医局も限られてるように見受けられます。
その上,当たり前ですが入局先の相談をその科の先生にしても利点しか聞けませんし,逆にその科以外の先生に聞いたら欠点しか聞けないことも多くあります。
あまり医局間の仲が良くないように感じます。

あとはそもそも山間部の開業医の子息があまり多くなく,一般内科の開業を継ぐ立場への理解や興味がない方がほとんどですので,キャリアプランの模倣先がいません。

以上を踏まえ現在は,
・己の興味のある分野の医局に入り,10年弱働き、その間は医局人事に従い,その後は心を強く持って厚かましくスパッと辞める。
・あまり興味はない分野だが,人事に融通のきく医局に入り,順風満帆に開業を継ぐ
のどちらかを考えております。

諸先生方としましてはどちらがオススメでしょうか。
また,他の道もありますでしょうか。
匿名のネットだからこそ,忌憚のない意見をお聞きしたいと考えております。
 

初期研修医1年

回答5(2017年1月27日)

時代とともに医局の持つ役目も異なり,悩まれるのは当然と思います。
しかし,まずは自分がどのような医師になりたいかという,将来に対する目標を持つことが大切と思います。
また,私の母校では卒業年数で医局での年功序列の上下関係は決定しますが,他県では入局の早い順ともききました。
急がれた方が有利かもしれません。
また,教授は交代するのは確実ですから,あまり教授の専門性やお人柄を優先し入局することは私はおすすめしません。
しかし,医局の母体の人数が多い方が可能性は広がると思います。自分に近い働き方を目指している上司とも出会えるのではと思います。
人をあてにせず,実際足を運んでみて頑張って,友人,先輩,家族とも相談し,最終的にはご自分で決めることをおすすめします。

匿名希望

 回答4(2017年1月18日)

10年目前後のとある田舎の開業医の息子です。
私は広島県外の市中病院で研修を行い,しばらく医局には属せず働いていました。

広島大学のとある医局にも所属していたことがありました。
まず,先生が山間部の開業を継いで,内科,外科,小児科にもある程度対応しなければならないというのであれば医局に入るのは避けたほうがよいと思います。

どの医局に所属しようが山間部の開業医をやっていける臨床能力はつきにくいです。
入局すると,医局の人事で動かされることが多く,自分が働きたい病院や習得したい技術を見つけたとしても希望が通らないことが多いです。

私は,様々な地域で色々な医療を体験してから帰ってきてもらったほうが広島のためになると思います。田舎での最終的な評価は,どの医局に所属しているかより,どれくらいの臨床能力を身につけられているかです。
入局のメリットは,進みたい科は決まっていて,専門医を取りたいと考えている人たちに,専門医などを最短でとれるよう医局がコーディネートしてくれることです。

必ずしも自分が働きたい病院ではない可能性もありますが,レールは敷いてくれます。

あとは研究くらいでしょうか?

最近では大学病院よりも市中病院のほうが先端医療を取り入れたとということも多々あります。
もし,私のところに先生が相談に来たとしたら初期研修終了後にすぐに医局には所属せず,広島以外の山間部や離島などでどのような研修が行われているかなどを見てきなさいと言うと思います。

研修制度がよい,臨床研修などで有名な先生方というのは田舎の病院に結構います。
医師人生は初期研修2年間と後期研修の最初の2年間の合計4年程度で決まります。

10年後にはみんな同じレベルにとはなりません。医師人生のスタートが非常に大事です。頑張ってください。

匿名希望

回答3(2017年1月18日)

卒後20年の医師です。
卒後研修がなかった時代でしたので,卒業大学の内科に入局しました。

研修先の病院に恵まれ,自身の専門は一般内科と言い切れるほどのいろいろな症例に恵まれました。
しかし,卒後5年後頃より医局人事は外れ,大学の研究よりも民間医局などを使って勤務先を選びました。医学博士は持っていませんが,内科専門医,専門領域の専門医も取得しています。
実家が広島市内でないのであれば,他県の有名大病院で自己研鑽を行うという手段もありますよ。
医局に所属するメリットは,やはり人間関係,いざという時に相談出来る医師を得る事でしょうか。
 

匿名希望

回答2(2017年1月18日)

こんにちは。
進路に関するご質問ですね。
自分の考えが参考になるか分かりませんが,自分の思ったことを回答させて頂きます。

ご実家を継がれるまでは自分の興味がある科に入局するのが良いのではないでしょうか。
臨床を始めると,特に修行の時期には「なんでこんな科を選んでしまったんだろう」と一度や二度は後悔します。

でも自分が興味を持って選択した科であれば頑張って続けられると思います。
この仕事はどんな形でも続けることに意味があると思います。

同じ科に進んでも10年も経てばいろんな選択肢があり,働き方も様々です。
その時の自分自身や家庭環境によっても働き方は変わってきます。
免許さえあればどこででも働けます。

私は,卒業の時期に臨床と産業医で迷っていたことがあり,自分の中では臨床科目の専門医を取得してから産業医をする時期があってもいいかなと思って,臨床の医局に入局しました。

10年経って,いろんなご縁で現在産業医をしていますが,臨床の現場を知っていることは自分の強みになっていると思います。

最近は,その仕事にトキメクかどうかで選択すれば後悔しないのでは,と思うようにしています。
 

30代女性医師

回答1(2017年1月18日)

研修医一年目にしてしっかり将来のことを考えておられて素晴らしいです。
一般内科の診療所を継承するという前提でその二択を考えますと,一般内科とかけ離れた分野に進まれるのはお勧めしません。

なぜなら,これから専門医制度が変り,医師の標榜科制限も現実味を帯びてきます。

関係ない分野で専門医となり,10年勤務医をしたうえで,突然一般内科医や総合診療医に転身といったことが可能なのか,正直疑問です(今は可能ですが、10年後は難しいのでは)。
分野への興味は,実際それに従事することによって醸成されていきます。

「継承」というはっきりした目標があるのでしたら,あくまでそこに照準を合わせた進路をとられることをお勧めします。

40代男性医師

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