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相談コーナー

[079] 地域医療の推進と継承について(回答:1件)

相談(2017年1月10日)

広島の中山間地域で開業してもう30年になります。住民が減り,患者数も減るとともに,自分の高齢化も実感しています。
住民が減っているとはいえ,地域医療を守る立場もあり,今すぐ閉鎖することも難しいと考え,老体に鞭打って診療を続けています。
同じ志を持つ若い先生に後を譲るにしても,どうやって知り合ったらよいか分かりません。
そもそも経営が成り立たないと手を挙げてくれる先生もいないのではないかと思っていて,中山間地域でも継続した診療所運営ができるくらいの収益を上げる良い方法も探しています。
同じようなことをお考えの先生や,体験談など教えていただける先生がおられないかと思い,投稿します。

もうすぐ傘寿の開業医

 

回答1(2017年1月18日)

中山間地域での30年以上にわたる地域医療への貢献,大変な苦労も多かったと思います。

私は先生と同じく,中山間地域の開業医を父にもっています。

過疎化が進んでおり,私が継承したとしても何年続けてやれるか、、、というのが現在の感想です。
先生への回答になるかわかりませんが,私自身も30年後に先生と同じ悩みを持つと思いますので,意見を述べさせてもらいます。

先生がおられる山間部は診療所が1つしかなく,先生の診療所が閉鎖されると自治体としても非常に困るところなのでしょうか?

もしそうだとしたら行政に訴えてみるというのも1つの方法ではないでしょうか?

過疎化が進む,地域の診療所では収益を十分あげるというのは今後難しくなっていくと思います。

医師確保や財政に関しては町村の助けをもらえないかの相談を自治体としてみてもいいかもしれません。

実際に山間部や地域医療をやりたいという若手医師は多くいます。

ただ,いままでと違い継承したら死ぬまでそこでというよりも2~3年間をやってみたいという医師が多いです。

その中には,しばらく腰をすえてやってみようかと考え直す人もいます。
沖縄県の与那国島では村営の診療所の医師が見つからず,地域医療振興協会というところに委託をして医師募集を行い,30代の素晴らしい先生に赴任していただいているようです。

数年間のローテーションでその後も医師が来る予定になっているようです。

与那国島の医師に会いに行ったことがありますが,非常に満足感があり想像していたよりもやりがいを感じていると言われていました。

今後の地域医療の在り方として,今までのように代々継承やずっと継承していただける医師をさがすというのは現実的でなくなると思います。数年間単位でもいいので途切れない医師派遣を確保するやり方を地域全体や山間部が一緒になり作り上げる必要があるのではないでしょうか?

30代医師

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