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相談コーナー

[061] 医局のしくみについて。他1件(回答:1件)

相談2(2014年10月10日)

広島大学第一外科,第二外科,原医研外科など,外科の医局のしくみが知りたいです。教えてください。
女子医学生
 

相談1(2014年10月10日) 

県外出身者で,広島での就職を希望しています。
医局のしくみがよくわからないので,教えていただきたいです。
男子医学生
 

回答(2014年10月17日)

広島大学の外科の医局の仕組みについて
 

広島大学は、これまで第一外科、第二外科、腫瘍外科(原医研外科)の3つの外科が切磋琢磨してきました。それぞれ歴史はあるのですが、いずれも全身を診療できる外科を目指して来ました。第一外科は心臓血管外科をはじめ、小児外科、一般外科、救急・麻酔(→救命救急科、麻酔・蘇生科としてそれぞれ独立)を、第二外科は呼吸器外科、乳腺外科、消化器一般外科、移植外科、脳外科(→脳神経外科として独立)、内分泌外科を、腫瘍外科(原医研外科)は癌を中心として上部消化管外科、呼吸器外科、乳腺外科などを標榜してきました。それぞれの関連病院では、臓器に関係なく、すべての外科を診療しています。
 

医者個人としては、全身を診療できる医者の方が満足感を得られるかもしれません。しかし、実際患者さん側に立ってみると、臓器別の専門医に診てもらった方がクオリティーの高い治療を受けられるのです。たとえば、年間100例胃がんの手術をしている医師と5例程度手術している医師では、クオリティーが違ってくることは容易に想像できると思います。このような理由で、現在全国の大学病院では臓器別診療が主流になっています。
 

広島大学の外科でも、臓器別診療の流れはやってきています。この流れになって以降に教授に就任された第二外科の大段教授は消化器・移植外科を、腫瘍外科(原医研外科)の岡田教授は呼吸器外科、乳腺内分泌外科を標榜されています。あと数年以内に第一外科も心臓血管外科の新しい教授が就任することが予想されます。将来的に、臓器別の診療体制が確立されるとは思いますが、まずは外科専門医を習得するためにはすべての臓器の外科手術を経験しておく必要があります。どの外科に入局しても、他科と協力して手術経験はできると思いますので心配不要と思います。ただし、その先にある専門外科を選ぶ時期が必ずやってくることも確かです。それを意識して、3つの外科を検討することが重要と思います。

匿名希望

 

 
 
 

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