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機構ブログ

2012年 12月 14日

第5回総合診療・地域医療懇話会に参加してきました。

こんにちは。機構医監です。
12月8日に開催された「第5回総合診療・地域医療懇話会」に参加してきました。
今回は長崎大学の前田隆浩先生のご講演でした。

 

 

最近は,医学部の臨床実習を充実させる必要があると言われています。
その中で,地域医療機関での実習は医学・医療にとどまらず,保健・福祉・介護との連携などに関しても学ぶことのできる実習として注目されています。
広島大学でも5年生を対象に実施されていますが,先進地である長崎大学でのお話を聞かせて頂きました。

 

医学的な内容だけであれば,大学病院での実習で十分ですし,先進医療,という点においては,大学の方がリードしています。しかし,地域で抱える医療問題に対応していくには,医学面よりも,むしろその周辺にある分野(保健や福祉,介護など)に思いを馳せることが必要になってきます。そういう分野も含めた実習をどのように組み立てていくかや,どのように各部署を巻き込んでいくかというノウハウについて教えて頂きました。

 

この手の話で難しいのは,いわゆる医学そのものとはちょっとラインが異なる話であるため,学生さんによってはなかなか興味の持てない人がおられることです。しかし,学生教育ですから,すべての学生に一定の水準を担保する必要があります。興味の持てない学生に対してどう対応するか,また,地域医療実習では,福祉施設や行政にも実習への参加をお願いしないといけないのですが,施設によってはなかなか理解をいただけないところもあり,そういう苦労話も教えて頂きました。

 

講演後の質疑応答では,我々医師だけでなく,学生さんたちも積極的にいろいろと質問されておられました。
こういうところできちんと議論ができる学生さんたちを見ていると,将来の医療も大丈夫だろうと思えるので,良いですね。
皆さん,頑張ってくださいね。
 

講演風景です。

      



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