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広島中山間地病院連携地域医療研修プログラム

ごあいさつ「南斗六星研修ネットひろしま」とは研修プログラムの紹介各研修病院の紹介

 

ごあいさつ

南斗六星研修ネットひろしま(広島中山間地病院連携)について

  広大な面積を擁する広島県北部の中山間地域は、若年者の都市部への流出による人口減少や生活交通の縮小・廃止、小規模・高齢者集落の増加のため無医地区が53地区に及び全国第2位の状況となっています。県内23市町の内、中山間地域の16市町が過疎地域に指定されており、この地域の病院の多くが深刻な医師不足に悩まされ、医療崩壊の危機に瀕しています。
  県の取り組みとしては、第11次(平成23年度~27年度)広島県へき地保健医療計画が作成され、また平成23年7月には広島県地域保健医療推進機構が設立され、その趣旨は医師の地域偏在の解消のための配置調整や医師確保、人材育成等に総合的かつ機動的に取り組むことを掲げています。
  このような現状の中、この地域の医療崩壊を食い止め、住民に安心して生活してもらえる地域医療を再生することを目的として設立主体を超えて、10病院のトップが集まり連携して行動することが平成23年3月8日に決議されました。この集まりが「広島中山間地病院長コンソーシアム」です。
  この地域の医療提供体制の再生には、地域での若手医師の研修育成が不可欠であり、そのためには、研修医が将来の到達目標を設定することが可能で、かつ安心して従事できるサポート体制の整った研修環境の整備が必要です。さらに系統的で質の高い本格的な研修システムが渇望されています。

    そのため、最初に取り組んだのが地域医療に根付いた医師研修システムの構築です。住民に安心して生活してもらえる地域医療を再構築するためには、研修を受ける医師に魅力のある研修システムの構築と、研修プログラムの作成が欠かせないと考えたからです。こうして誕生したのが「南斗六星研修ネットひろしま」であり、この研修ネットの研修管理委員会が十分な協議のもと自信を持って作成したのがプライマリ・ケア医、総合診療医を目指す若手医師のための地域医療研修プログラムです。

 将来、このプログラムに沿って成長した専門医が存分に活躍され、地域医療の再生に貢献されることを、メンバー一同祈念しています。

 県内外から初期研修を終えた研修医諸君の参加を待っております。

                                            

                                                                               研修管理委員会委員長 中西敏夫(市立三次中央病院 院長)

 

「南斗六星研修ネットひろしま」とは

  地域医療は地域でキャリアアップ

  平成16年度から新医師臨床研修制度が開始されました。この研修制度の基本理念は、医師としての人格を涵養し、将来専門となる分野にかかわらず、医学および医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身につけることです。この研修制度によって、どのような専門分野に進む医師も、最低限の基本的な診療能力を身につけることができます。
  初期研修終了以後はさらにステップアップすべく、専門的能力も身につけなくてはなりません。地域医療を担うプライマリ・ケア医はまさに専門医ですが、プライマリ・ケアは生涯を通じてさまざまな臨床現場において常に研鑽を積んでこそキャリアアップが可能です。地域で提供できる診療環境はさまざまであり、自らの診療能力の幅がなければ最善の医療を提供することができません。

  このような観点から、広島県中山間部の広大な地域を日常の診療圏として共有する、10の地域医療の拠点病院が連携し地域医療研修ネットワーク「南斗六星研修ネットひろしま」を構築いたしました。

 

南斗六星研修ネットひろしま研修管理委員会

委員長

中西 敏夫(市立三次中央病院長)

委員

石原 晋(公立邑智病院長) 郷力 和明(庄原市立西城市民病院長) 住元 一夫(JA吉田総合病院長)

多幾山 渉(広島市立安佐市民病院長) 武澤 厳(安芸太田病院長) 中島 浩一郎(庄原赤十字病院長)

原田 亘(神石高原町立病院長) 日高 徹(安芸太田病院事業管理者) 安信 祐治(三次地区医療センター病院長)

横矢 仁(府中市立府中北市民病院長)

事務局

広島市立安佐市民病院 庶務課

 

 南斗六星の由来

アスクレーピオス  みなさん、北斗七星は良く御存知と思いますが、南斗六星を御存知ですか?これは、射手座の和名です。研修システムの名称に南斗六星使った理由をお話しますと、ギリシャ神話に遡ります。ギリシャ神話に登場するアスクレーピオスは、死者までも生き返らせたほどの名医でした。アスクレーピオスのシンボルはヘビで、ヘビが巻きついた杖は世界中の医学に関係した組織のシンボルマークになっています。死者を生き返らせたことで「生老病死」の世界秩序を乱すものとみなされたアスクレーピオスはゼウスに殺されてしまいました。この名医アスクレーピオスの師匠がケンタウロス(半人半馬)の賢者ケイロンで、彼の星座が射手座すなわち南斗六星なのです。
  南斗六星の名称には、この研修ネットが作成した研修プログラムを履修した研修医から、多くの名医が出て欲しいという願いが込められているのです。

 

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広島中山間地病院連携地域医療研修プログラムの紹介

  本プログラムは「南斗六星研修ネットひろしま」を活用して、種々の地域のさまざまな医療環境の現場において広範囲の地域医療研修を行い、真に地域に貢献できる正真正銘のプライマリ・ケア専門医を養成するものです。「南斗六星研修ネットひろしま」に参加する病院が一丸となって地域医療のキャリアアップをサポートいたします。

 

研修目標

    「地域医療のことは地域で学べ」の理念のもと、地域医療を担うプライマリ・ケア医となるため、地域医療を日常的に行っている多数の医療機関において内科診療のみならず、必要な広範囲にわたる多種類の診療科を体験することを通して、専門的知識・技術をより広くかつより深く身につけることを目標としています。

 

対象者

  地域医療を担うためのプライマリ・ケアの知識と技能の習得を目指す医師を対象とします。年齢やキャリアに制限はありません。子育て後の再チャレンジの医師も大歓迎です。

 

研修期間

  原則3年間ですが、事情により研修期間の変更も可能です。

 

自由に選べる研修ローテーション

  当研修の目的は、高度な専門的医療技術を広く身につけ、どんな地域でも実力を発揮できる優秀なプライマリ・ケア専門医を養成するものです。そのために、「南斗六星研修ネットひろしま」に参加している10病院をその規模や機能面をもとにA、B、Cの3グループに分け、原則的にはそれぞれのグループから1あるいは2施設を選択し、合計3から6施設をローテーションするものです。各施設の研修期間は半年を1単位として、1施設3単位以下でローテーションします。規模の大きい地域の中核的総合病院であるAグループの病院で多岐にわたる高度な専門的医療技術を学び、さらに中規模総合病院であるBグループの病院でこれを確実なものとして身につけ、へき地の拠点病院であるCグループの病院で実践することにより、確実に地域医療のキャリアアップが達成され、専門医としてのプライマリ・ケア医が誕生します。へき地の拠点病院が診療援助をしているへき地診療所においても実習することが可能です。
  各施設のローテーションの仕方や各施設内での研修内容に関しては、ローテーションの基本的原則内において研修医一人一人の希望を十分に取り入れ、各研修医が自由に研修方法を決めることができます。不明な点は研修管理委員会や各病院が相談に応じます。

Aグループ:広島市立安佐市民病院,市立三次中央病院
Bグループ:JA吉田総合病院,庄原赤十字病院
Cグループ:安芸太田病院,三次地区医療センター,庄原市立西城市民病院
                    府中市立府中北市民病院,公立邑智病院,神石高原町立病院

 

研修ローテーション(一例)

 

1年目 4~6月 7~9月 10月~12月 1月~3月
Aグループ Aグループ
2年目 4~6月 7~9月 10月~12月 1月~3月
Bグループ Bグループ
3年目 4~6月 7~9月 10月~12月 1月~3月
Cグループ Cグループ

注1)

自治医大や広大ふるさと枠等の出身者においては,公立邑智病院研修期間は義務期間に加算できないことを御了承下さい。

注2)

毎年、研修病院すべてが参加した、研修会、研究発表会、情報交換会を開催いたします。

 

研修終了後のキャリアアップ・キャリアプラン

  当研修ネットは、「日本内科学会認定総合内科専門医」や「日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医」の取得などのキャリアアップを総合的に支援します。キャリアプランに関しては、研修終了後に当研修ネットに参加している病院への就職、広島大学等の医局への入局、その他の転出先につき研修医の希望に沿うよう親身になって全力でサポートいたします。

 

南斗六星研修ネットひろしまキャリアアップサポート体制

南斗六星研修ネットひろしま参加病院   (財)広島県地域保健医療推進機構
広島大学医学部地域医療システム学講座  広島大学病院 総合内科・総合診療科

体制図

 

総合窓口

〒731-0293 広島市安佐北区可部南2-1-1

TEL:082-815-5211  FAX:082-814-1791

広島市立安佐市民病院 秘書室 (E‐mail:secre@asa-hosp.city.hiroshima.jp

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